ほじょ犬って、なあに?
身体障がい者の生活を支える、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」。そんな補助犬たちにまつわる話を紹介するコーナーです。
- プロフィール橋爪 智子 (はしづめ ともこ)
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NPO法人日本補助犬情報センター専務理事 兼 事務局長。
OL時代にAAT(Animal Assisted Therapy:動物介在療法)に関心を持ち、ボランティアをしながら国内外で勉強を始める。1998年、米国DELTA協会(現・米国Pet Partners協会)の「Pet Partners® program」修了。2002年より現職。身体障害者補助犬法には、法律の準備段階からかかわっている。
著書
『よくわかる 補助犬同伴受け入れマニュアル』共著
(中央法規出版)
第55回 「ほじょ犬マンガ」のご紹介!
このブログ企画、昨年の10月からスタートしまして、お陰様で無事に1周年を迎えました! 気づいたら55回目! 子どもの頃から3日坊主だった私が、毎週なんとかかんとか続けて来られましたのも、中央法規出版の敏腕T編集長と、いつも素敵なレイアウトに仕上げてくださるSTAFFの皆様のお陰です! ありがとうございます。2年目も皆さんに『正しい補助犬情報や、補助犬を通したUD(ユニバーサル・デザイン)情報』をお届けいたしますので、リラックス時間に楽しくお読みいただければ光栄です。
さて、今週は、補助犬に関するマンガのご紹介です!!!
哀愁漂う背中がたまりません!
このマンガは、「目で聴くテレビKANAGAWA」(テレビ神奈川・毎週月曜AM9:00~9:30)の中でシリーズ放映しており、当会が監修させていただいているものです。作者は、NPO法人MAMIE(マミー)の代表・安藤美紀さんです♪
安藤さんご自身が聴導犬ユーザーであり、MAMIE学園という、ハンディのある子もない子も通える学びの場を主宰しておられる、素敵な肝っ玉母さんです♪ 彼女の前向きさと、マンガで楽しく聴覚障害のことを知ってもらいたい!という熱意に、いつも感激し学ばせていただいております。
作者も監修者も、思いっきり楽しみながら作っておりますので(擬人化しすぎ?)、きっと見ている方々にも、笑いあり涙ありの楽しい感覚で、聴覚障害者のこと、聴導犬のことを知っていただけると思います。また、安藤さんのご家族と、聴導犬レオンの関係も見事に描かれており必見です! やはり、当事者が描くストーリーには説得力がありますね。マンガの力の凄さに毎回感激しています!
ぜひ、テレビ神奈川が見られるエリアの方は、一度ご覧になってください!「見られない!」というエリアの方に対しても、このマンガに触れる機会を作りたいと思っております。それこそDVD化して、学校教育に使っていただければ、聴覚障害者理解につながるなど、とてもよい教材になると思っています。
もう1つ、マンガをご紹介。途中、補助犬法の紹介があり、法成立の立役者となった当会理事の木村佳友&初代介助犬シンシアのことも紹介されております。こちらは、今までにない斬新かつシュールなタッチのマンガで、こちらも楽しく補助犬法のことを知ることができおすすめです!
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マンガを通して、補助犬を知る、障がいのある方々のことを知る――。「障害者のことを考えるって、何だか難しそう」という壁を取り払っていくのに、マンガの効果は絶大です! これからも、当会は様々な角度から、皆さんに良質な情報をお届けいたします♪ 応援よろしくお願いいたします。
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10月10日(金)より、下記に事務所移転致します!
新横浜から横浜市営地下鉄ブルーラインにて2駅(4分)の新羽駅目の前!
アクセスが更に便利になりました♪
〒223-0057
横浜市港北区新羽町1688-1ユームニューウィング203
TEL:045-275-7770 FAX:045-275-7771
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次週は、「補助犬3種のおさらい」です! お楽しみに~♪
- ご寄付のお願い「日本補助犬情報センター」より
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当会のビジョンは、全国民が正しく補助犬法を理解することで、すべての人が安心して活躍できる社会を実現することです。補助犬ユーザーの社会参加推進活動、普及活動、最新情報収集、資料等作成配布、講演会・イベント等、当会の活動はすべて無償で行われております。
皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。