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ほじょ犬って、なあに?

橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

身体障がい者の生活を支える、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」。そんな補助犬たちにまつわる話を紹介するコーナーです。

プロフィール橋爪 智子 (はしづめ ともこ)

NPO法人日本補助犬情報センター専務理事 兼 事務局長。
OL時代にAAT(Animal Assisted Therapy:動物介在療法)に関心を持ち、ボランティアをしながら国内外で勉強を始める。1998年、米国DELTA協会(現・米国Pet Partners協会)の「Pet Partners® program」修了。2002年より現職。身体障害者補助犬法には、法律の準備段階からかかわっている。

著書

『よくわかる 補助犬同伴受け入れマニュアル』共著(中央法規出版)

『よくわかる 補助犬同伴受け入れマニュアル』共著
(中央法規出版)

第206回 とてもシンプルな「当たり前」・・・

 横浜市内の小学校で、4年生の総合学習の時間に『補助犬介在UD授業』を実施してきました。
 いつも子ども達の反応は、目をキラキラと輝かせて興味津々!特にDVDの食い付きは凄い!補助犬が活躍する度に、「すげ~!」「ほんとに~!」と喜んで、沢山の気づきが生まれました♪
 今日も私達が思っている「当たり前」について、それが「当たり前」じゃない人たちがいるんだ、というお話を沢山してきました。子ども達の心に何か残り、自分ではない人の事を考えられる大人になってほしいな~と思っています。今日の授業は3時間連続、、、ちょっと喉は疲れましたが(笑)子ども達に元気をもらって帰ってきました♪

当会監修の補助犬啓発DVDの上映が始まると、クラス全体が集中します…

 さて、とあるネット記事で素敵な中華料理屋さんを見つけました。横浜の中華街にあるお店です。
「近ごろ、新たな“お得意さん”が加わった。かんだり飲み込んだりするのが苦手な障害者や高齢者だ。」
⇒ http://www.kanaloco.jp/sp/article/301690

 私達は「当たり前」に「美味しい物を食べたい!」と思ってお店を探しますよね。実は、その「当たり前」に「美味しい物を食べたい!」と思った時に、お店を探すのに苦労している障害がある方々が、我々と同じ社会にはいらっしゃるのです。

 記事の中の、シェフの台詞が心に響きました・・・。

<以下抜粋>

「横浜中華街で同じものを食べたという共通の思い出を作るためのお手伝いがしたい」
・・・・・
「味や香り、見た目にもこだわっている。」
・・・・・
「プロとしてお客さんのリクエストに応えているだけ。特別なことをしているわけじゃない。」

<抜粋終わり>

 今や県外からもお客様が絶えないとのこと。今度、私も行ってみたい!と思いました。きっと、全ての人に優しい味がするんだろうな~♪と思っています。

 もうひとつ、とっても素敵なイベントが開催されます。
 ありそうでなかった!!障害がある方も安心して参加できるお料理教室(手話通訳付き)

第1回<手話通訳つき>「調理実習があんまりない料理塾!?」

 第1回は「出汁ってなんだろう?」 豪華すぎる講師ラインナップです!
 障害のある人も無い人も、ぜひ、多くの方に、情報が届きますように。。。
 https://www.facebook.com/events/2002017730043474/
 こういうところに参加して、実際の当事者の方々と接するというのも、すごくいい経験になると思います。特に子ども達にとって♪

 補助犬の受け入れだって同じこと。「当たり前」のことなんです♪
 これからも、「当たり前」について考え、発信をしていきたいな~と思っております。

#補助犬 #ほじょ犬 #盲導犬 #介助犬 #聴導犬 #がんばれ補助犬 #当たり前

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 是非、皆さんの様々なお声を、お寄せください。当会では、一緒に社会を更に更にステキに変えて行って下さるサポーターの皆さんを募集しております。お気軽にご連絡ください♪

ご寄付のお願い「日本補助犬情報センター」より

 当会のビジョンは、全国民が正しく補助犬法を理解することで、すべての人が安心して活躍できる社会を実現することです。補助犬ユーザーの社会参加推進活動、普及活動、最新情報収集、資料等作成配布、講演会・イベント等、当会の活動はすべて無償で行われております。
 皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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