ほじょ犬って、なあに?
身体障がい者の生活を支える、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」。そんな補助犬たちにまつわる話を紹介するコーナーです。
- プロフィール橋爪 智子 (はしづめ ともこ)
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NPO法人日本補助犬情報センター専務理事 兼 事務局長。
OL時代にAAT(Animal Assisted Therapy:動物介在療法)に関心を持ち、ボランティアをしながら国内外で勉強を始める。1998年、米国DELTA協会(現・米国Pet Partners協会)の「Pet Partners® program」修了。2002年より現職。身体障害者補助犬法には、法律の準備段階からかかわっている。
著書
『よくわかる 補助犬同伴受け入れマニュアル』共著
(中央法規出版)
第160回 12/11(日)宝塚で補助犬シンポジウム!
さて、今度の日曜日は宝塚で補助犬シンポジウム開催です♪
2016年12月11日(日)に、宝塚市補助犬シンポジウムがアピア1(阪急電鉄・逆瀬川駅前)などで開催されます。
があります! 会いに来てね♪
木村さんとシンシアを支援する人々の輪は、急速に広がっていきました…。これは全て、ひとえに木村さんご家族のお人柄と、そして何といってもシンシアの「たれ目」の優しい表情にあったのではないかな~と思っています。
今から約20年前、たまたま見かけた「介助犬」という文字に、運命の糸が手繰り寄せられるような出来事が重なり、当時の愛犬シンシアが「介助犬」に認定されました。しかし、当事はまだ補助犬法も何もない時代。「障害者の自立と社会参加の促進」が目的のはずなのに、「介助犬が居ることでのバリア」が逆に増える時代でした。。。それでも前向きに活動を続ける木村さんの真摯な態度と、何よりシンシアの優しい『たれ目』に、周囲の多くの人々の心が動かされ、優しさの輪が広がり、宝塚市を動かし、兵庫県を動かし、最終的に国を動かすまでの大きな輪を作りました!「介助犬を推進する議員の会」が、やがて「身体障害者補助犬を推進する議員の会」になり、身体障害者補助犬法が2002年5月22日に成立することとなりました。(第33回「5月22日は ほじょ犬の日!!!補助犬法発祥の地は宝塚・・・!?」)
そして今年は第18回身体障害者補助犬シンポジウム開催。補助犬法ができたのが14年前ですから、法律より前から活動を続けておられる、この宝塚の地に、心より敬意を表します。
当会副理事長の木村佳友&3代目介助犬デイジーは、補助犬トークに参加します。補助犬のデモンストレーション&チャリティグッズ販売などもありますので、是非お越しください♪
第18回宝塚市身体障害者補助犬シンポジウム
http://www.jsdrc.jp/event/20161211_takarazuka_ev/
- 主催:宝塚市障害者週間記念事業実行委員会、宝塚市、毎日新聞社
- 日時:2016年12月11日(日) 10:20~16:20
- 場所:アピア1、カルチェヌーボ(阪急電鉄今津線・逆瀬川駅すぐ)
※ 入場無料・手話通訳あり
身体障害者補助犬デモンストレーション
- 時 間:11時~12時、13時30分~14時30分の2回
- 場 所:アピア1・2階 ふれあい広場
- 企画監修:特定非営利活動法人 日本補助犬情報センター
- 協力団体:公益財団法人 日本ライトハウス、NPO法人 兵庫介助犬協会、一般社団法人 日本聴導犬推進協会、NPO法人 MAMIE
※ 各団体のチャリティグッズ販売
講演
- 時 間:13時~13時50分
- 演 者:佐藤京子氏&介助犬ニコル(介助犬ユーザー・アテネパラリンピック銀メダリスト)
補助犬トーク
- 時 間:14時50分~16時
- 場 所:アピア1・5階 アピアホール
- シンポジスト:盲導犬ユーザー 中山君江氏、介助犬ユーザー 木村佳友氏、聴導犬ユーザー 安藤美紀氏、特定非営利活動法人 日本補助犬情報センター 専務理事兼事務局長 橋爪智子
- 備 考:他のイベントや詳細は、チラシ画像を見てください。
- ※ 3種の犬たちのお仕事とユーザーさんのお話が聞ける、貴重なチャンスです!
皆さんの応援が、補助犬ユーザーさん&補助犬達の大きな力になります♪
是非、遊びに来てください♪ 補助犬たちと待ってま~す♪♪♪
- ご寄付のお願い「日本補助犬情報センター」より
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当会のビジョンは、全国民が正しく補助犬法を理解することで、すべての人が安心して活躍できる社会を実現することです。補助犬ユーザーの社会参加推進活動、普及活動、最新情報収集、資料等作成配布、講演会・イベント等、当会の活動はすべて無償で行われております。
皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。