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第35回社会福祉士国家試験 問題の講評

特別編① 第35回社会福祉士国家試験 午前<共通科目>問題の講評

おわりに

 以上、雑駁ですが、第35回社会福祉士国家試験の午前<共通科目>問題の講評でした。この原稿は、皆さんが受験をされた当日の深夜から翌日にかけて作成しました。試験当日の昼過ぎから第35回試験を解いた後、本講座の原稿作成のためにさらに2回、よって全問題を3往復以上読み、吟味しています。

 受験した方から試験の感想が寄せられていますが、皆さん、やはり不安なようです。本年度の試験は、基礎をしっかりと積み上げ、それを活用できる力を養ってきた人(やはり、過去問解説集模擬問題集などをしっかりと、繰り返し解いてきた人)は、相当の得点ができたと思います。そういった意味では、わかっていた問題をミスで間違えたり、できる問題を落としたりといった小さなミスが合否に大きく影響する可能性があります。

 一発勝負の試験ですので、当日の体調や心の動き、さまざまな環境要因や状況などは、合否に影響を与えます。皆さんはいかがでしたか。何はともあれ、結果は結果。それを真摯に受け止め、これからの実践に活かしていってほしいと思います。

 冒頭でもお話ししましたが、合否に関係なく、もう二度と見たくない、開きたくない試験問題、テキストかもしれませんが(笑)、ここで復習しておくことが、必ずこれからの力になります。

 次回は、「特別編(2) 第35回社会福祉士国家試験・午後<専門科目>問題の講評」です。

 あと、国家試験とは関係ありませんが…国家試験勉強で、保留していたこと、抑えていた気持ち、我慢していたこと・・・を解放してくださいね。今まで止まっていた時間を前に進めてください。社会福祉士は、人の生活と人生を支える仕事ですから、そういった意味では、人間的活動(人間らしい生活)が何よりも大切です。

 それと、自分の周りにいる人を大切にすることも重要ですね。国家試験が終わって、合否のことばかりが気になって、支えてくれた大切な人にまだ感謝の言葉を伝えられていない方は、今すぐに行動しましょう。「ありがと」って。社会福祉士は、ヒューマンサービスですから。相手がいなければ、支援もないし、サポートしてくれる仲間がいなければ支援なんてありえませんからね。感謝の心が大切です。私も、常に心がけ、意識していることです。うまくいっていたり、忙しかったり、自分のことで精一杯だったりすると、人はついつい傲慢になってしまうものですよね。

 自分自身への労いと周りの人への感謝を忘れないようにしましょうね!

■お知らせ■
本講座とは直接関係性はありませんが、私のメールマガジン【社会福祉士をめざす「露木先生の合格受験対策講座」】があります。こちらの講座では、勉強方法やマル秘話、独学や勉強時間がない方を対象に開講しています。また、4月からは第35回社会福祉士国家試験に向けた講座がスタートしました。気になる方は、チェックしてみてください。

  • ※上記メルマガ【社会福祉士をめざす「露木先生の合格受験対策講座」】は、中央法規出版及び本講座「けあサポ」との関係はありません。そのため、本メルマガの問い合わせに関しては、中央法規出版では対応しておりません。