私はこうして合格しました!
国家試験を突破して晴れて社会福祉士の資格を取得した皆さんに、効果的な勉強法や仕事をしながら勉強を続けるコツ、資格を仕事に活かす展望などについてうかがいました。
第64回 O.Nさん
高齢者福祉施設
O.Nさんが使った参考書
けあサポ 受験者応援 社会福祉士「今日の一問一答」
その他ユーキャン通信講座等
O.Nさんの合格までの道のり
日程 | 勉強内容等 |
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2011年2月~9月 | 教科書を読み、問題を解く。理解するまで読みこむ。 |
10月~12月 | 過去問をひたすら解き、間違えた個所を教科書等で復習し、理解する。模擬試験を受ける。 |
1月 | 点数が低い科目を中心に勉強し、得意な科目は見直す程度に。 国家試験。 |
3月 | 合格。 |
- O.Nさんの考える必勝3か条
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- 1.毎日短時間でもいいので勉強する(1日2時間と決め、量より質を重視)
- 2.模試を受ける(試験に近い状態に慣れ、時間配分等を覚えておく)
- 3.社会福祉士合格というイメージを常に持つ
社会福祉士を目指した理由
介護福祉士の資格をとって日々の業務等を行っていましたが、自分自身に限界を感じていました。そうした中で、もう一度社会福祉士の資格取得を目指すことで自分の知識・能力の向上をはかること、高齢者分野だけでなく、児童・障害など様々な視点をもつことで自分が成長できるのではないかと思い、社会福祉士を目指しました。
具体的な勉強方法
私の場合は、仕事や用事があろうと、必ず毎日教科書を見るようにしました。一日2時間は絶対行うと決め、時間をやりくりしていました。2時間と決めたのは、集中力が持続するのが大体2時間だったからです。さらに仕事をしながらの受験勉強だったので、仕事の休憩時間や、終業後に少し教科書を見てから帰宅するなど、時間の合間、合間をみつけては勉強をしていました。それと暗記ブックは常に携帯し、何気ない時に見ては暗記をしていました。
試験当日や前日に気をつけたこと
前日は無理に教科書を見ず、当日の試験に向けて早めに就寝しました。前日に無理に勉強しても頭に入らないだろうと思っていたので、いい意味で開き直って試験に臨みました。それと忘れ物がないように、何回も持ち物を確認しました。
本番の試験では、選択肢に迷った時や難しい問題はあとにまわし、自分がわかる問題から解いていきました。それと、試験当日甘いお菓子などを持参し、試験開始前、お昼の休憩時に食べて、頭に栄養を与えていました。
今の仕事について/社会福祉士試験合格後について
現在は高齢者福祉施設で働いていますが、正直、入居者様の身体的ケアを主体とした業務を行っているため、社会福祉士の資格を活かした業務にはついてはいません。しかし、社会福祉士を取得できたことによって、自分自身、日々の業務や介護・福祉に対する視点が広がり、ご家族や他の職種の人とも自信をもって関わることができ、仕事面でプラスになっています。将来的には社会福祉士を活かした仕事をしてみたいと思います。
これから受験される方へ
自分一人で頑張ろうと思わないことです。ご家族、友達、職場の方々に協力してもらうことで精神的にも楽になり、より頑張れるようになると思います。「社会福祉士試験に絶対合格するぞ!」という強い気持ちをもって試験に臨んでください。