私はこうして合格しました!
国家試験を突破して晴れて社会福祉士の資格を取得した皆さんに、効果的な勉強法や仕事をしながら勉強を続けるコツ、資格を仕事に活かす展望などについてうかがいました。
第78回 O・Hさん
第78回 O・Hさん
特別養護老人ホーム
O・Hさんが使った参考書
社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟=編集
中央法規出版
社会福祉士国家試験受験ワークブック編集委員会=編集
中央法規出版
社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験ワークブック編集委員会=編集
中央法規出版
暗記マスター編集委員会=編集
中央法規出版
一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟=編集
中央法規出版
O・Hさんの合格までの道のり
日程 | 勉強内容等 |
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8月~ | 自作ノート作成開始 |
10月 | 模擬試験受験…壊滅的な結果! |
11月~ | 過去問の徹底攻略に軌道修正 →過去問をくり返し解き、苦手分野をなくしていく |
12月~ | 模擬問題を解く |
1月 | 一問一答で振り返り →試験本番 |
- O・Hさんが考える必勝3か条
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- 1.なぜ資格が欲しいのかをはっきりさせる
- 2.苦手科目を後回しにしない
- 3.最後まであきらめない
受験をしようと決めたきっかけ
自分で志して…と言えればかっこいいのですが、実は職場の上司から勧められたのが直接のきっかけです。大学は福祉系で一度は受験しながらも落ちていました。途中からは今の仕事のプラスになると考え受験勉強に取り組みました。
本格的な勉強は秋から
夏には、自分のオリジナル学習ノートを作ろうと意気込み、元々凝り性のために時間をかけすぎて、さらには自分の得意科目ばかりていねいにまとめ込んでしまい、ふと気が付くと「このやり方では間に合わない!」という時期になってしまっていました。
そこで、過去問を徹底的に解くことに軌道修正をしました。というのは、ある受験セミナーを受講したときの先生から、「過去問からは同じ問題は二度と出ないとも言われるが、それは神話。6割は形を変えて毎年出ている」というアドバイスを受けたためです。
本格的に受験勉強を始めたのは11月からで、ようやくお尻に火がつきました。
とにかく過去問を解く
過去4年間の過去問を何度も解きました。まず1回解いて間違った問題には黄色のマーカーを付けました。次に解いてまた間違った問題には今度は黄緑のマーカーを付けます。そして、3回目に解いた時にも間違えた問題には緑のマーカーを付ける…というように色を増やしていき、何度解いてもだめなところにはどんどんカラフルになっていくというやり方をしました。
そして、わからないところはワークブックやテキストに戻り、くり返し確認しました。このやり方で、だんだんと試験がどこからどのように問われるのかということがわかってくるようになりました。苦手分野を少しずつ克服し、わからない「升目」を埋めていくイメージで取り組みました。
直前期の勉強方法
働きながらの受験でしたので、とにかく通勤中の電車のなかなどのすき間時間を活用しました。ワークブックは重いので科目ごとに分解して持ち歩きました。
あと、あまり早い時期に一問一答をやりすぎて、解けてしまうと変に自信がついて、油断の元になるように思います。一問一答と実際の問題とはやはりレベルが違うので、一問一答は最終段階の確認ときに取り組むほうがよいように思いました。
試験当日に向けて…
年が明けたら、体調管理には十分に気を付け、手洗い・うがい励行をはじめ、あまり人混みに出かけたりしないようにしました。
試験当日は、周りは気にせず、平常心(といっても難しいのですが)を保つよう、自分に集中して臨みました。試験問題は、まずは得意科目から解くと前もって決めており、それで波に乗れました。
これから受験する方へ一言
自分が受からなくて誰が受かるんだ!ぐらいの強い気持ちで、モチベーションを維持することが大切です。最後まであきらめないでください。私は、「満点でなくていい、6割を取ればいいんだ」と、とにかく合格ラインを目指していました。
皆様の合格を心よりお祈りしています。