私はこうして合格しました!
国家試験を突破して晴れて社会福祉士の資格を取得した皆さんに、効果的な勉強法や仕事をしながら勉強を続けるコツ、資格を仕事に活かす展望などについてうかがいました。
第60回:M・Yさん
M・Yさん
介護付有料老人ホーム 介護職員
M・Yさんが使った参考書
社会福祉士養成講座編集委員会=編集
中央法規出版
社団法人日本社会福祉士養成校協会=監修
中央法規出版
【対策講座】
東京アカデミー「基礎力養成講座」「直前対策講座」
高崎医療福祉カレッジ「実力養成課程」
M・Yさんの合格までの道のり
日程 | 勉強内容 |
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2012年8月~ |
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10月~ |
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12月~ 2013年1月 |
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1月27日 |
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3月 |
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- M・Yさんが考える必勝3か条
- 1.得意な科目をつくる
- 2.覚えたことを翌日に復習して、記憶定着を図る
- 3.書く、声に出すなど、五感をフル活用する
社会福祉士を目指した理由
もともとは介護職員としての勤務経験がありましたが、福祉業界からはしばらく離れていました。その間に社会福祉士の詳細を知り、現場の業務をただこなすだけで精一杯だった自分を振り返りました。そこで、福祉をこれまでとは違った視点で学びたいと思い、通信教育での資格取得を目指しました。今思うと、やはり無意識のうちに高齢者福祉に携わりたかったのかもしれません。
具体的な勉強法
出身大学は福祉系ではなく全く基礎がなかったため、我流で学習するのは無理だと思いました。そのため、受験対策講座で知識を身につけることにしました。家では講座内容を復習し、参考書を熟読して、分かりにくい点はノートにまとめ、1科目ずつ基礎を身につけました。全科目が終わったら、ひたすら問題演習をして、足りない知識を補っていくかたちをとりました。試験直前も問題集を繰り返していました。
書籍は、対策講座で使用した問題集のみで、市販問題集は使用しませんでした。人名や法の名前などの暗記系は、とにかく書いて暗記して、図表やグラフもノートにまとめていきました。試験当日
会場は自宅から遠かったので、会場近くに宿をとって宿泊しました。朝は余裕をもって早目に会場入りし、テキストなどをみて最終のチェックをしていました。
昼休みなどは、知人と談笑している人もいましたが、私は午後の試験に備えてノートを見たり、悪あがき(?)をしていました。最後まで頑張れば、心も落ち着きますし。
あとは、とにかく寒かったので、カイロなどの防寒対策は必須ですね。
合格後の私
現在は介護職員として勤務しています。相談員ではないので、資格の活かし方(?)としては、少し方向が違うかもしれませんが、様々な法令に基づいて施設が運営されていることが分かったり、高齢者の尊厳や自立支援を大切にした介護を意識する様になったりと、役に立っていることは多くあります。学んだ知識は宝物です。
これから受験される方へ
試験は科目数も多く、しっかり腰を据えて学習する必要があり、大変な資格だと思います。学習を始めるにあたっては、まずは興味や関心をもつことから始めて欲しいと思います。そこから得意科目ができて、知識が深まってきたら、勉強はさらに楽しくなりますよ。私もはじめは「?」だらけでしたが、勉強しているうちに得意分野ができたのが救いになりました。あとは、試験本番が真冬なので、体調に気をつけて試験を乗りきって下さいね。応援しています。