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私はこうして合格しました!

国家試験を突破して晴れて社会福祉士の資格を取得した皆さんに、効果的な勉強法や仕事をしながら勉強を続けるコツ、資格を仕事に活かす展望などについてうかがいました。

第102回 A.Kさん


第101回 A.Kさん
一般企業勤務

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A.Kさんが使った参考書

社会福祉士国家試験受験ワークブック(専門科目編)
社会福祉士国家試験受験ワークブック編集委員会=編集
中央法規出版
社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験ワークブック(共通科目編)
社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験ワークブック編集委員会=編集
中央法規出版

A.Kさんの合格までの道のり

日程 勉強内容等
10月 参考書と過去問を中心に勉強
11月 模擬試験を受験
1月~ 今まで勉強してきたことの復習
2月 試験本番
3月 合格
A.Kさんが考える必勝3か条
  • 受験勉強の早い時期に過去問を解く
  • 自分の苦手なところを把握する
  • スキマ時間を有効に使う

試験に向けた勉強を始める

参考書は大学4年の夏休みに購入していたのですが、部活動やレポートの作成などもあり、なかなか取り組めずにいました。実際に試験勉強を始めたのは10月の終わり頃からでした。

受験勉強の進め方

『ワークブック』にざっと目を通したら、過去問3年分を科目ごとに解いていきました。科目ごとに取り組むことで、どのようなテーマが出題されやすいのかという傾向がつかめたと思います。

問題を解いた後は、この選択肢はなぜ○なのか、×なのかを自分で調べることで、知識を身につけていきました。『ワークブック』は側注の出題実績からたどったり、索引から用語を調べれば辞書的な使い方をしたりもできるので、○×のポイントを探しやすかったです。

また、間違えた問題は『ワークブック』にマークして、余白にメモを残すようにしていました。国試は1科目でも0点があると合格基準点を超えていても不合格になるので、マークがついている項目を中心に復習するようにしました。

このように過去問を解いて『ワークブック』で確認するというサイクルを3回繰り返しました。回を重ねるごとに正解数も増えていき、どこが覚えられていないのかも明確になりました。

参考書は分割して使いやすく

『ワークブック』は分厚く、持ち歩くのが大変だと思い、科目ごとに分割して使いました。私はいろいろな本に手を出すより一冊を使い込むほうが向いていると思ったので、外に出るときも「今日はこの科目」と決めて持って行き、移動時間などに勉強していました。

模擬試験を活用する

11月に模擬試験を受験しました。この時期はまだ勉強を始めたばかりでしたが、時間内に問題を解くことやマークシートで解答することの感覚をつかめたのでよい経験になりました。

直前の過ごし方

試験の直前は新しいことを覚えようとすると不安になると思ったので、今まで勉強してきた内容を復習するようにしていました。特に試験前日は『ワークブック』をながめる程度にして、試験当日の準備をして早めに寝るようにしました。

これから受験する方々へ

試験は科目数も多いので、出題範囲をすべて完璧に理解しようとすると相当な時間が必要だと思います。しかし、社会福祉士の試験はマークシート方式で、基準点をクリアできれば合格することができます。まずは試験で問われやすいテーマや自分が苦手な分野を理解することで、重点的に勉強すべきところが見えてくると思います。最後まであきらめずに頑張ってください。

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