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私はこうして合格しました!

晴れて介護福祉士になった皆さんに、仕事をしながら勉強を続けるコツや効果的な勉強法、受験を仕事に活かす展望についてうかがいました。

第81回 T.Kさん

T.Kさん
ケアハウス 介護職員(40歳代・男性)


T.Kさんが使った参考書

 ※リンク先は最新版です。

T.Kさんの合格までの道のり

T.Kさんの必勝3箇条
  • テキストをじっくり読み込む
  • 教材代を惜しまない
  • 不測の事態に備える

夏に勉強をスタート、まずはテキストを読み込む

 8月に受験要件である実務経験を満たすことから、受験を決意しました。まずは「合格テキスト」「過去5年問題集」「本試験型問題集」を購入しましたが、8月と9月はテキストを読むことで精いっぱいでした。40歳を過ぎてから介護職になったので、基礎知識から叩き込むことが大切だと考え、とにかくテキストをじっくり読み込みました。この時期に勉強をはじめたのは、とてもよいタイミングだったと思います。

参考書は「最新」&「自分だけ」のものを!

 少ないお給料で参考書を購入するのは大変ですが、それでも先輩からもらったり、古本屋で探したりするよりは、「最新の内容のもの」「自分だけのもの」を手に入れたほうがよいと思い、新しいものを4冊購入しました。最新版なので安心して勉強でき、さらに自分専用なので愛着がわき、モチベーションも維持することができました。

外部からの情報も大切に

 「模擬問題集」を購入し、11月には受験対策講座を受講しました。受験対策講座は、小テストが中心の講座でした。講師より、この時期からは、テキストを読むよりも問題を繰り返し解くようにとアドバイスされたので、過去問と模擬問題集に取り組みました。間違えた問題は、テキストで確認し、同じ間違いをしないように注意しました。

 1月になると、再度、テキストを熟読し、「総まとめ」としてサブノートを作成しました。そして3月末、晴れて「合格」の通知を手にすることができました。

試験直前・当日のアドバイス

 1月には、職場でインフルエンザとノロウイルスが流行しました。利用者のことはもちろんですが、自分自身も感染しないように非常に気を遣いました。また、試験当日は、会場内がとても寒く、また座席が端っこだったことに、動揺してしまいました。さらに、試験官が、歩き方に特徴のある人で、会場を歩き回る足音が気になってしまい、集中が途切れてしまうような状況もありました。やるべきことをしっかり準備しておけば大丈夫だと思いますが、試験直前・当日は、何が起こっても動揺しないように、常に「不測の事態に備えておくこと」が大切だと思います。

受験勉強を振り返って……

 特養で2年、同じ法人のケアハウスで1年勤務しています。実務は未だに苦手ですが、勉強はとても楽しかったですし日々充実していました。次はケアマネに挑戦します。

 私の場合、サラリーマン時代に理不尽なリストラをされたことや、介護を始めた頃に職場内で嫌な思いをし、労働環境的にも憤りを感じることが多々ありました。そのようないろいろな思いをバネに頑張ってきました。

 これからは、介護福祉士として、堂々と仕事をしていきたいと思います。そして、介護福祉士としての自覚と誇りを持ち、利用者に愛情を持って仕事に励みたいと思います。