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ケアマネジャーの実務に就く前に
おすすめの書籍・映画etc.

ケアマネの現場に出る前に、アタマとココロの基礎体力を養っておきましょう。
今の時期におすすめの書籍や映画を先輩ケアマネジャーに紹介していただきました。


第10回(最終回)

ケアマネ実務Q&A ケアマネジメントプロセスから給付管理まで
(神奈川県介護支援専門員協会編集、中央法規出版)

これからみなさんが受講する実務研修では、ケアマネジメントの基本を学びます。研修のなかで行われる実習の時間には、座学で学んだ基本的な知識をふまえて、現場のケアマネジャーの視点に立って実際のケースをとらえます。
現実のケースにふれると、座学で学んだ知識を応用する必要が生じ、おのずと疑問が湧いてきたり、身につけた知識が不足していることを痛感するでしょう。
そんなとき、疑問点の解消やさらなる知識の獲得、基本の応用のしかたなどを、この本が手伝ってくれます。
目次はケアマネジメントプロセスごとにカテゴライズされており、令和3年の改正についてもわかりやすく解説してくれています。
“消化剤いらず”でスッキリする本です。(M・M)

自分のせいだと思わない。(小池一夫著、ポプラ社)

ケアマネの仕事というより、自分自身のために読んでほしい本。
Twitterのフォロワー90万人が感動したつぶやきです。
癒されたり、涙したり、笑ったり、その通りと声をあげたり、対人援助そのものだと思ったり……。
私は好きだな。(N・S)

在宅無限大 訪問看護師がみた生と死(村上康彦著、医学書院)

ケアマネジャーとして、これから在宅介護の現場で利用者のよりよいエンドオブライフケアを目指していくことが、大きな役割となります。
そのうえで、訪問看護師との連携は必要不可欠なものとなりますので、「訪問看護師はどんなことを考えて利用者に向き合い、ケアを行っているのか?」を知ることがとても大切だと思います。
本書における看護師の語りと、その語りをひもとく村上先生の視点から、さまざまな在宅介護の観点を見出すことができると思います。(M・H)

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