ケアマネさんの会議の力がグングン上がる!
会議がドンドン楽しくなる!?
雑誌の連載がそもそもの始まりだけど…
弊社の雑誌「ケアマネジャー」で連載をされている高室成幸先生から「ケアマネの会議の本」のご提案をいただきました。ちょうど連載で会議を取り上げていらっしゃった時期でしたので、当時は、単純に連載を単行本化するものだと思っておりました。
実際には、連載で活かすことができたのは2章の一部のみ、あとはほとんどが「連載のときには書くことができなかった」オリジナルの部分です。全6章ありますので、つまりは「ほぼすべて書き下ろし」です。改めて高室先生の引き出しの多さに感嘆いたしました。
ケアマネさんのすべての会議のノウハウ・テクニックがここに!
本書は、会議前のアポ取りや、会議がうまくいくための会場設営の仕方など『会議の準備』から、発言の引き出し方や「なかなか決まらない会議」の進行のコツなど、実際の『進行』、そして議事録の取り方など最後のフォローアップまで教えてくれます。
これまでよくあったような特定の会議のノウハウ本ではなく、ケアマネさんの関わる会議すべてに応用可能な会議の本となっています。(もちろん、サービス担当者会議や医療連携に関わる会議の進め方など、特定の会議の進め方についても収載されています)
ちなみに、担当編集者としては、図版やイラストを多用して、視覚的な理解にも配慮できたところがおすすめポイントです。中でも、かわいらしいイラストと、章のトビラにいる小さな人がイチオシ(ちなみに、これ、ナイショですが、某人気ゲームの画面を参考にしてます。)
「ケアマネジャーの質問力」との姉妹本という位置づけ
本書は先日めでたく10刷(重版の10回目)を達成した「ケアマネジャーの質問力」の姉妹本的な一冊。これに合わせるために、表紙のデザインも揃えました。
当時は「ゴールド」だったため、今回は「シルバー」です。妹ですから。「きらきら光っていて、かっこいい!」と、今月から来たばかりの後輩が言ってくれました。
表紙はスタイリッシュですが、中身はとても柔らかく作ってあり、新人ケアマネさんにもおすすめです。是非、お手に取っていただければと思います。
(第1編集部 鈴木涼太)