図で理解する!社会保障の仕組み
内容紹介
社会保障の仕組みを図表でわかりやすく解説
社会保障制度全体の根底にある「社会の支え合い」の仕組みに着目して、図表や図解を多く用いて解説しています。
統計数値と制度のつながりも説明し、制度のイメージがわきやすく、理解しやすい構成となっています。
社会保障の各制度の要点が理解できる
社会保障制度は多岐に渡りますが、社会保険(年金、医療、介護、雇用、労災保険)、社会扶助(公的扶助、社会手当、福祉サービス)について各章で取り上げ、主要事項を中心に解説しています。
「社会保障」科目のテキストとしてオススメ
社会福祉士、精神保健福祉士養成課程の「社会保障」科目のテキストをはじめ、看護師、栄養士、OT・PT・STなどの養成テキストとしても活用いただけます。
ケアマネジャーやソーシャルワーカー、自治体の社会保険担当者にとって基礎知識を学ぶ実務書としても役立ちます。
編集者から読者へのメッセージ
社会福祉士や社会福祉主事を目指す方へ
本書では、広範な社会保障制度を図表を通してコンパクトに解説しており、社会福祉士や社会福祉主事を目指す方をはじめ、看護師や栄養士、保育士養成における「社会保障」科目のテキストとしてオススメです。
もちろん、新しい養成課程に則した内容で、『最新・社会福祉士養成講座⑦社会保障』とセットで活用することができます。
各制度の特徴やイメージがわきやすい
社会保障の各制度は複雑で細かい部分もありますが、図解や統計表を通して、各制度の特徴をつかみ、理解することができます。「社会保障分野は苦手」「制度関係は難しそう」と感じている方にも、無理なく社会保障制度全般を把握することができます。
主な目次
第1章 社会保険と民間保険
第2章 医療保険制度①給付
第3章 医療保険制度②健康保険
第4章 医療保険制度③ 国民健康保険
第5章 介護保険制度
第6章 年金制度①老齢年金
第7章 年金制度②障害年金、遺族年金
第8章 年金制度③社会の変化と年金制度の役割
第9章 高齢者医療制度
第10章 雇用保険制度
第11章 労災保険制度
第12章 児童手当(社会手当)、社会保険における子育ての経済的負担への配慮
第13章 日本の社会保障の歴史,規模,特徴
第14章 社会経済の変動と社会システムとしての社会保障
終章 ソーシャルワークと社会保護システム
著者情報
高橋幸生(たかはし・ゆきお)=著
日本社会事業大学社会福祉学部教授。大学では「社会保障論」などを担当。厚生労働省で医療保険・年金に関する業務、地方自治体で保健福祉業務全般、民間生命保険会社で民間保険商品に関する業務に携わり、2020年8月より現職。