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ひと目でわかる 保育者のための子ども家庭福祉データブック2023

内容紹介

保育士養成課程での学習や試験対策に役立つ!

 本書は、保育者養成課程で学ぶ各分野の制度や体系、統計データをまとめた資料集です。
 子ども家庭福祉、子ども・子育て支援、障害児支援、社会的養護など幅広い分野の中から、学生が学ぶべきデータを厳選しており、これ一冊で日々の学習や試験対策に役立ちます。
 「子ども家庭福祉」「子ども家庭支援論」「社会福祉」「社会的養護」など様々な科目のサブテキストとして活用することができます。

子ども家庭福祉の最新動向がわかる!

 最新の統計データや、制度の「今」がわかる図解を豊富に収載しています。
 2023年版では、
・こども家庭庁設置法
・こども基本法
・2022年改正児童福祉法
などの注目トピックを新たに取り上げました。
 ワンポイント解説でデータの見方もよくわかり、子ども家庭福祉の最新動向への理解が深まる内容となっています。

編集者から読者へのメッセージ

毎年改訂し、子ども家庭福祉分野の最新動向を反映している“データブック”。
2022年は「こども家庭庁設置法」「こども基本法」の成立、児童福祉法の改正など大きな動きがみられました。
今後の動向を注目するにあたっても、ぜひ本書で子ども家庭福祉分野の学びを深めていただければと思います。

様々なデータが体系的にまとめられ、データに対するワンポイント解説や、最新動向に関する解説も満載です。データを読み解く力も身につきます。
保育者養成課程の学びに必要なデータをまとめて確認することができるので、保育者を目指す学生の皆様にとって、強い味方になることと思います。 

主な目次

2022 年の子ども家庭福祉施策/子ども家庭福祉の理念と課題/児童の権利に関する条約/年齢別子ども家庭福祉施策の一覧

  • 1.総論
  • 2.母子保健の施策
  • 3.保育の施策
  • 4.地域の子ども家庭のための施策
  • 5.社会的養護を必要とする子どもと家庭への施策
  • 6.児童虐待防止のための施策
  • 7.ひとり親家庭・女性への施策
  • 8.障害のある子どもと家庭への施策
  • 9.子どもの貧困に対する施策

[参考]保育士の役割と基礎データ

著者情報

宮島 清
 日本社会事業大学専門職大学院客員教授。専門は、子ども家庭福祉とソーシャルワーク。特に児童虐待が発生した家族・援助を必要とする家族への支援、里親養育や児童福祉施設の支援とその仕組みに関することに取り組む。明治学院大学社会福祉学科卒業。社会福祉士。埼玉県福祉職、日本社会事業大学准教授・教授を経て、2022(令和4)年4月から再び相談支援業務に携わる。現在、埼玉県東松山市子育て支援課相談員。厚生労働省社会保障審議会児童部会委員。同社会的養育専門委員会委員。

山縣 文治
 関西大学人間健康学部教授。大阪市立大学生活科学研究科後期博士課程中退後、大阪市立大学教授を経て、2012(平成24)年より現職。専門は、子ども家庭福祉。とりわけ、社会的養護、子育て支援に関心をもって研究や実践をしている。社会活動としては、厚生労働省社会保障審議会児童部会社会的養育専門委員会委員長、全国社会福祉協議会理事、公益社団法人家庭養護促進協会理事長などを務める。著書には、『子どもの人権をどうまもるのか 福祉施策と実践を学ぶ』(放送大学教育振興会、2021)、『保育者のための子ども虐待Q&A 予防のために知っておきたいこと』(みらい、2021)などがある。