三訂 成年後見実務マニュアル
内容紹介
概要
本書は社会福祉士が中心となって、成年後見業務を行うために知っておくべき知識をまとめた手引書です。読みやすいQ&A方式で、基礎的なことから実務上の留意点まで、後見人に必要な知識を幅広く解説しています。
特長
本書の特長は、弁護士や司法書士でなく、社会福祉士が執筆しているため、被後見人の生活面(身上監護)の配慮に関して、特に記述が充実している点です。
81個のQ&Aで構成されており、各項目2~4ページ程で解説しており、自分の知りたい項目に的確にアクセスできます。成年後見制度にかかわる専門職が手元に置いておきたいバイブルです。
主な改訂点
- ・新規QAを16追加
(主な新規項目は成年後見制度の利用促進に関する法律、意思決定支援、本人情報シート、チーム支援、後見制度支援預貯金・後見制度支援信託、後見人等の権限行使、永代供養) - ・すべてのQAを、時代に即した対応方法等を踏まえてリライト。
- ・制度・法改正の反映
(主な法律は、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律、家事事件手続法、障害者総合支援法、成年後見制度利用支援事業、日常生活自立支援事業、消費者契約法、障害者相談支援事業等)
編集者から読者へのメッセージ
2004年に初版を発行して以来、常に売れ続けている『成年後見実務マニュアル』。2011年に改訂版を発行してから11年ぶりの三訂版になります。
本書は単に成年後見制度を解説しただけではなく、「業務に役立つ」を合言葉に、現に成年後見人になっている専門職に向けて書かれた実務書です。
三訂版の発行に際しては、既存のQAも、時代に即した対応にすべて見直すとともに、法律や制度を踏まえてリライトしました。また、新たに16のQAを追加しました。
改訂版をお持ちの方にも、ぜひご購入いただきたい1冊になっています。
主な目次
総論 (Q1~14)
各論
1 成年後見の開始まで(Q15~20)
2 成年後見人等に選任されたら(Q21~29)
3 後見事務(Q30~48)
4 家庭裁判所への報告等(Q49~59)
5 留意を要する事項(Q60~67)
6 関連する法制度(Q68~73)
7 任意後見制度(Q74~81)
著者情報
公益社団法人日本社会福祉士会