食品添加物インデックスPLUS 第5版
内容紹介
使える添加物をすぐに調べたいときに
食品添加物について「日本での許可状況を知りたい」「英名から和名を、和名から英名を知りたい」「別名、一般名の対比が見たい」というニーズに応えるため、添加物名を和名・英名両方から引くことを可能にし、和名別名、英名別名、E no(EU)、FLNo.(EU香料)、CFRNo.などを一覧できるよう編集しました。第5版からは中国食品添加物(CNS号)にも対応しています。
また、日本で使用できる食品添加物に加え、EUで許可されている添加物を2021年8月現在の情報で収載しています。各添加物が日本で使用可能かどうかがわかるよう編集されています。
パソコンから検索可能なデータベースのライセンス付き
本書にはインターネットで検索可能なデータベースを利用できるライセンスが付いています。発行から2年間利用することができます。
本データベースでは、和名検索、英名検索、別名検索に加え、EUNo、FL(EU香料)No.、CASNo、CFRNo.、CNS号からも検索することが可能です。
編集者から読者へのメッセージ
昨今、日本の食料事情は、経済構造の変革や食のグローバル化、ライフサイクルの変化等が急速に進み、世界各地から多種多様な食品が輸入されるようになりました。
その間、輸入食品は輸入件数、重量ともに増加の一途を辿り、私たちの豊かな食生活は輸入食品なくしては成り立たない現状となっています。
一方、輸入食品の食品衛生法違反件数は減少傾向にあるものの、食品添加物に起因する違反件数は依然として多く、このために被る事業者の社会的、経済的損失は計り知れません。
このような中、食品添加物について、遵守すべき国の基準をわかりやすく事業者に提供することを目的として2002年に初版を発刊しました。以降、2年ごとに改訂を重ねています。
今回の第5版は、2021年8月1日現在の日本の法令上の取扱いに関する諸情報を収録するとともに、要望が多かった中国の食品添加物に付されている添加物番号「CNS号」を新規収録し、利便性の向上を図りました。
本書をご利用いただくことにより食品添加物に対する理解が深まり、食品の安全性確保に向けての企業活動の一助になれば幸いです。
第1編集部 池田丈
主な目次
Ⅰ 解説編
- 1 日本、米国、EUにおける食品添加物に関する定義及び法的規制方法について
- 2 編集方針
Ⅱ 索引編
第1編 和名五十音順
第2編 英名アルファベット順
第3編 ENo.順
資 料
- 1 医薬品の範囲に関する基準(薬食区分)
- 2 E No.及びINS No.の対比
- 3 E No.及びFSANZ CODE No.の対比
- 4 中国食品添加物 CNS号・INS号とCodex INS No.の対比
著者情報
編著:公益社団法人 日本輸入食品安全推進協会
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食品添加物インデックスPLUS 第5版
編著:公益社団法人 日本輸入食品安全推進協会
サイズ:B5 970頁
価格:14300円(税込)