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保育士等キャリアアップ研修等テキスト5
保健衛生・安全対策 第2版

ガイドラインに準拠した、キャリアアップ研修の定番テキスト

 保育士等キャリアアップ研修のガイドラインに準拠した定番テキストが7年ぶりに改訂! 7年間の制度の流れ、保健衛生・安全対策をめぐる動向を踏まえ、リニューアルしました。

改訂の特徴

 医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律の成立、児童福祉法の改正をはじめ、各種ガイドラインの改訂、新型コロナウイルス感染症の流行や保育現場で相次ぐ事故、度々発生する自然災害など、保健衛生・安全対策の実情を踏まえて、子どもが健やかに育つために現場の保育者に求められる知識やかかわりをアップデートしています。

テキストならではの強み

 キャリアアップ研修は、新型コロナウイルス感染症の影響もありオンラインでの受講も増えています。しかし、ミドルリーダーとして研修で得た知見を自園に還元するには、テキストを読み返し自身にしみこませることが有効といえます。

編集者から読者へのメッセージ

 子どもたちが保育所で安心・安全に、健やかに育つために保育者が身につけておくべき、保健衛生・安全対策の知識や技術。保育現場ではさまざまな病気や事故が起こっています。こうした危険から子どもたちを守るためには、現場の実態に即した事故防止や健康安全管理、安全な環境づくりが必要となります。感染症や窒息などの事故、自然災害への備え、対応など、保育者に求められる知識や技術は実に幅広いものといえます。
 本書は、ガイドラインに準拠した内容を、昨今のトピックも盛り込み必要な知識を効率よく身につけることができる内容です。保育所における保育保健の基礎を深く知ることができるので是非ご活用ください。

主な目次

第1章 保健計画の作成と活用
 第1節 子どもの発育・発達の理解と保健計画の作成
 第2節 保健活動の記録と評価
 第3節 個別的な配慮を必要とする子どもへの対応
第2章 事故防止および健康安全管理
 第1節 事故防止および健康安全管理に関する組織的取組み
 第2節 体調不良が発生した場合の対応
 第3節救急処置および心肺蘇生法の習得
 第4節 災害への備えと危機管理
 第5節 他職種との連携
第3章 保育所における感染症対策ガイドライン
 第1節 保育所における感染症対策ガイドラインの理解
 第2節 保育所における感染症の対策と登園時の対応
第4章 血液を介して感染する病気を防止するための理解と実践
 第1節 血液を介して感染する病気およびその防止
 第2節 B型肝炎の理解と感染防止
第5章 教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン
 第1節 教育・保育施設等における事故防止ガイドラインと安全計画の策定
 第2節 安全な環境づくりと安全の確認方法

著者情報

監修
秋田喜代美(学習院大学教授・東京大学名誉教授)
馬場耕一郎(こども家庭庁成育局成育基盤企画課教育・保育専門官 保育指導専門官)
編集
秋山千枝子(あきやま子どもクリニック院長)

執筆
加藤則子(十文字学園女子大学特別任用教授)
山中龍宏(緑園こどもクリニック院長)
和田紀之(和田小児科医院院長)
峯 眞人(峯小児科院長)
安 炳文(京都第一赤十字病院救命救急センター副センター長・救急科救急ER部長)