わが家の双子はASD
―発達障害の子どもが生きやすくなる工夫―
内容紹介
タイプの違う自閉症の双子の子育ては、わからない、難しいの連続
でも、やっぱり子どもたちは愛おしい!
本書は、重度ASD(自閉スペクトラム症)の息子と軽度ASD・ADHD(注意欠如・多動症)の娘の双子の育児について、生後・診断直後から小学校入学までを中心に丁寧に描いています。著者が育児に奮闘してきた経験を通じて得た学びを時系列でまとめ、育児の難しさだけでなく、視覚的な理解を求めるスケジュールボードや周囲に理解を求めるサポートブックなど、有効なツールも紹介しています。
家庭や外出時にできる工夫や、周囲への働きかけなどについて、実体験から学んだ育児における心構えや工夫、コツもわかりやすく記していますので、子育てをしているご家庭にも参考にしていただける内容です。
編集者から読者へのメッセージ
本書は、重度のASDと軽度ASD、ADHDの双子のお子さんの育児について、生後・診断直後から小学校入学までを中心に丁寧に描いています。二人のお子さんを抱えて、走り回るように動いてこられた著者の長谷川佳子さんが、自閉スペクトラム症育児の難しさだけでなく、視覚的な理解を求めるスケジュールボードや周囲に理解を求めるサポートブックなど、有効なツールも紹介し、工夫・対応や周囲への働きかけ方等、具体的な内容を紹介しています。タイプの違う自閉症の双子の子育ては、わからない、難しい、休めない、しんどいの連続だったと思いますが、お子さんたちへの愛情に溢れていて、温かい気持ちになると思います。
主な目次
第1章 ASD(自閉症)と診断されて
第2章 この子、まったく言うことをきかない!
第3章 幼稚園へ! 人生を楽しむ
第4章 親は子の障害を受容できるのか?
第5章 自閉症の子と一緒に生きるということ
第6章 いつの日か筆談できることを夢見て
第7章 小学校での国語の学習と思春期の嵐
著者情報
長谷川桂子(はせがわ・けいこ)
障害児・者親の会「あしたばの会」会長
青山学院大学文学部教育学科(心理学・障害児教育専攻)卒業、三菱UFJ信託銀行に勤務した後、筑波大学附属久里浜特別支援学校のPTA会長等を務め、現在に至る。
所属団体:日本自閉症スペクトラム学会、横濱自閉症協会、横浜障害児を守る連絡協議会
[ブログ]https://keikototyu.exblog.jp/ 手をつないで行こう
[Instagram]アカウント名 kaedehouse
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わが家の双子はASD
―発達障害の子どもが生きやすくなる工夫―判型:A5判
頁数:200頁
価格:1,980円(税込)
発行日:2024/12/20