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新版 同行援護従業者養成研修テキスト

内容紹介

令和7年度からの新カリキュラムに準拠した標準テキスト

令和7年4月から、新カリキュラムに基づく同行援護従業者研修が開始されます。本書は新カリキュラムに準拠して構成された標準テキストです。
外出保障、視覚障害者(児)福祉の制度・サービス、同行援護制度の解説に加えて、誘導、代筆・代読等、同行援護の従業者が身につけておくべき知識と技術を収載しています。

研修で使いやすい工夫

実際の研修で用いやすいよう、様々な工夫を凝らしています。

  • ・厚生労働省の示す新カリキュラムの科目に対応した章立て
  • ・各章の冒頭に「本章の目的」を示し、学習すべき内容を明確化
  • ・「盲ろう者向け通訳・介助員養成研修」修了者の免除科目の明示
  • ・弱視の方でも読みやすいユニバーサルフォント採用

編集者から読者へのメッセージ

「同行援護従業者養成研修」のカリキュラム改定は、平成23年の制度創設以来、初めてとなります。
新カリキュラムでは、総時間数が増えて内容が充実するとともに、一般課程と応用課程の内容が改めて整理されました。特に、技能演習がすべて一般課程に移されるなど、一般課程のカリキュラムが手厚くなっており、同行援護従業者のスキル向上が意識されています。一方で、応用課程はサービス提供責任者向けの内容に重点化され、よりキャリア形成を見通しやすくなったと言えます。
本書が、これから同行援護に従事される皆様、現に従事されている皆様にとって最良の参考書となれば何よりです。

主な目次

第Ⅰ編 一般課程
 第1章 外出保障
 第2章 視覚障害の理解と疾病
  第1節 視覚障害の理解
  第2節 視覚障害と疾病の理解
 第3章 視覚障害者(児)の心理
 第4章 視覚障害者(児)福祉の制度とサービス
 第5章 同行援護の制度
 第6章 同行援護従業者の実際と職業倫理
 第7章 情報支援と情報提供
 第8章 代筆・代読
  第1節 代筆・代読 基礎編
  第2節 代筆・代読 実践編
  第3節 演習:体験を通して学ぶ代筆・代読
 第9章 誘導の基本技術
  第1節 基本技能Ⅰ(基本姿勢など)
  第2節 基本技能Ⅱ(誘導など)
 第10章 誘導の応用技術
  第1節 街歩きの支援技術
  第2節 場面別支援技術
 第11章 交通機関の利用

第Ⅱ編 応用課程
 第1章 サービス提供者の業務
 第2章 様々な利用者への対応
 第3章 個別支援計画と他機関との連携
 第4章 業務上のリスクマネジメント
 第5章 従業者研修の実施
 第6章 同行援護の実務上の留意点

著者情報

社会福祉法人日本視覚障害者団体連合=監修
中野泰志=編集代表