マンネリの壁を超える! 主体的な保育者になるための88の思考法
内容紹介
あなたは今、「不満」をもっていますか?
「不満」とは、満たされていないもの、満足していないもののことです。本書を読み進めるにあたって、あなた自身の「満足していないこと」を思い浮かべてみてください。
「もっといい保育がしたいのに」「同僚や上司とうまく関係を築きたいのに」といった「不満」もあれば、「やりたいことがない」「時間がない」という「不満」もあるかもしれません。
「人見知り」「弱みを見せられない」など性格への「不満」もあれば、「腰痛」「体重」など健康面での「不満」を挙げる人もいるかもしれません。
本書では、こうした不満をもつあなたがポジティブに仕事も家庭もとらえるための行動指針を示しています。かといって、劇的に変える必要はありません。自分自身が納得して行動を少しずつ変えていく、そんな88の提案です。
編集者から読者へのメッセージ
皆さんは勤務する園の理念や指針を意識していますか? 最近は「クレド」といって、それらを身につけることで常に意識する工夫をする園もあります。
リーダークラスになると、自分自身だけでなく、同僚のことも気にかける必要があり、気がつくと自分自身の成長が後回しになりがりです。
本書ではそんなリーダー保育者が、自分を成長させるためのアドバイスを88個掲載しています。肩ひじ張らずに、自分が気になった見出しから読み進めてもらえればと思います。
主な目次
序章 本書を最大減活用活用するために
第1章 成長への心がまえ
第2章 ベクトルを自分に向ける
第3章 気持ちと感情をコントロールする
第4章 チームの文化をつくる
第5章 コミュニケーションスキルを高める
第6章 仕事の進め方
第7章 さらなる成長に向けて
第8章 生活をより良くするために
著者情報
青木一永
(あおき・かずなが)
社会福祉法人檸檬会副理事長、大阪総合保育大学非常勤講師、博士(教育学)。
岐阜県出身。元国家公務員(国土交通省)。れもん保育園(現:レイモンドこども園)園長を務めたのち現職。大阪総合保育大学大学院(博士後期課程)を修了、理論と実践の架け橋を目指している。2015年日本乳幼児教育学会新人賞受賞。
著書に『3ステップの視点で保育が楽しくなる! つながる保育スタートBOOK 』(東洋館出版社、2022年)、『SDGsと保育スタートBOOK: つながる保育で実践する幼児期のESD』(みらい、2023年)などがある。
-
マンネリの壁を超える! 主体的な保育者になるための88の思考法
判型:A5
頁数:196頁
価格:2,200円(税込)
発行日:2025/3/10