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総合的な実践力を獲得するソーシャルワーク実習

内容紹介

新カリ対応の「ソーシャルワーク実習テキスト」

 新カリのSW実習の展開に沿った章立てとし、2か所実習における学びやソーシャルワーカーになるために必要となる実習教育の過程を丁寧に解説します。

「実習ガイドライン」に対応した「4+1の力」

 一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟がまとめた「ソーシャルワーク実習指導ガイドライン」並びに「ソーシャルワーク実習教育内容・実習評価ガイドライン」(2021年8月更新版)とともに、SW実習教育を実施するうえで大切にしてきたソーシャルワーカーとしてのスキル(力)を再確認しつつ、ソーシャルワーカーとしての実践能力を獲得するために必要な学びについて整理しています。

実習における共通事項をまとめたテキスト

 ソーシャルワーク実習の実施学年・実習時間・実習時期はさまざまですが、共通する事項をまとめることにより、実習教育に係わる大学・養成校の皆さまにとっても、参考となるテキストを目指しました。

編集者から読者へのメッセージ

 福祉専門職の養成で有名な日本福祉大学の「ソーシャルワーク実習」の取り組みをまとめた実践的な実習テキストです。
 実習に関する基礎知識はもちろん、実習中の学習については「基礎編」「応用編」に分けて、実習生の状況に応じた学びが可能となっています。
 また、「ソーシャルワーカーの責務と技術」「コミュニケーションと関係形成」「実習施設の理解」「個別支援の取り組み」「地域試験の取り組み」において、いかにソーシャルワーカーに求められる「4+1の力」が関連するかを解説しています。「4+1の力」とは「伝える力」「共感する力」「見据える力」「関わる力」「地域社会に貢献する力」を指しますが、各視点を踏まえることで、総合的な実践力が身についていきます。

主な目次

刊行にあたって
序章 ソーシャルワーカーを目指すために
 第1節 新たなカリキュラムにおけるソーシャルワーク実習
 第2節 求められるソーシャルワーク機能とソーシャルワーカー
 第3節 ソーシャルワーク実習で身につける「4+1の力」
第1章 ソーシャルワーク実習とは
 第1節 ソーシャルワーク実習の構造
 第2節 ソーシャルワーカーを目指すための実習
 第3節 ソーシャルワーク実習の目標と動機づけ
第2章 実習前の学習
 第1節 実習前の学習の目的と学び方
 第2節 実習施設の理解
 第3節 実習施設が所在する地域の理解
 第4節 実習計画の作成と実習記録の書き方
第3章 実習中の学習
 第1節 実習における目標と学び方
 第2節 ソーシャルワーカーの責務と技術
 第3節 コミュニケーションと関係形成
 第4節 実習施設の理解
 第5節 個別支援の取り組み
 第6節 地域支援の取り組み
第4章 実習後の学習
 第1節  実習後の学習の目標と学び方
 第2節 実習を通して獲得したソーシャルワークの学び
 第3節 ソーシャルワーク実習で身につけた「4+1の力」
おわりに―ソーシャルワーカーとなりゆく皆さんへ―

著者情報

監修=日本福祉大学社会福祉実習教育研究センター
編集=伊藤大介、上山崎悦代、川島ゆり子、杉本浩章