図解でわかる 意思決定支援と成年後見制度
2024年1月18日
内容紹介
- ○成年後見制度の利用とその促進にあたり、自己決定の尊重、意思決定支援・身上保護が改めて注目されています。
- ○本書は、意思決定支援を含めた権利擁護及び成年後見制度について、理念や考え方、法律・制度、現代日本における課題などを、図表とイラストで解説した入門書です。
- ○令和3年の報酬改定において、障害福祉サービス事業所・介護サービス事業所ともに、虐待の防止にかかる研修の実施が義務づけられることとなりました。本書では、研修に利用できるワークシートなどをQRコードを通してダウンロードできるように工夫をしており、事業所内研修の教材として利用することができます。
編集者から読者へのメッセージ
意思決定支援、権利擁護、成年後見制度というと、少し身構えてしまう人もいるかもしれません。大切なのはわかるけど、どうしたらよいかわからない……ということもあるかもしれません。
そんな人にとってこそ、本書をぜひ手にしていただきたいと思います。まず知ることからはじめてみてはいかがでしょう。
本書は、権利擁護にかかわる理念や考え方、しくみや今の日本における課題などを、図や表、イラストをつかってわかりやすく紹介しました。はじめの一歩として、ぜひおすすめしたいと思います。障害福祉サービス事業所、介護サービス事業所の研修教材としても最適です。
主な目次
第1章 人権がまもられるということ
第2章 当事者の意思を尊重するために
第3章 成年後見制度を理解する
第4章 そのほかの人権にかかわる法制度・しくみ
第5章 人権にまつわる現代日本の福祉的課題
第6章 人を支援する際の大切なキーワード
第7章 人権に関連する機関
著者情報
編著
岩崎 香(早稲田大学人間科学学術院人間科学部)
執筆
青木 千帆子(筑波技術大学共生社会創成機構)
安部 裕一(一般社団法人ブラウンシュガー)
大村 美保(筑波大学人間系)
片桐 公彦(社会福祉法人みんなでいきる)
曽根 直樹(日本社会事業大学専門職大学院)
長谷川 千種(長谷川ソーシャルワーク・成年後見事務所)