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詳解 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 五訂版

内容紹介

感染症法のコンメンタール8年ぶりの大改訂!

 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症法)を条文ごとに解説した逐条解説書です。

 感染症法とは、結核、インフルエンザ、エイズ等の性感染症をはじめとする様々な感染症の発生予防・まん延の防止を図るために、平成10年に成立した法律です。
 その後、SARS(平成15年)や新型インフルエンザ(平成20年)の流行に伴い、感染症法の改正が行われ、本書もそれに伴い改訂を重ねてまいりました。

 五訂版では、2019年から世界的に流行した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、整備された令和3年改正法、今後の感染症のまん延の防止も見据えて整備された令和4年改正法を反映しています。

 厚生労働省健康・生活衛生局監修のもと、令和6年4月1日に施行される条文を解説しているため、最新の法規定の解釈を確認することができます。

編集者から読者へのメッセージ

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大が始まってから、本書の改訂を待ち望む声を多くのお客様からいただいておりました。

 本書の改訂作業が始まったのは、2年ほど前で、当初は、2021年2月の改正法を反映し、2021年中の発行を目指しておりました。
 しかしその後、第4波、第5波…と流行が続くとともに、法の整備も絶えず検討が行われ、適切な発行時期を逃しておりました。そんな書籍をやっと皆様のお手元に届けることができ、編集担当者として嬉しく思います。

 2023年12月現在も新型コロナをはじめ、インフルエンザや梅毒など、様々な感染症が猛威を振るっています。自治体や保健所の職員の方や医療機関の方など多くの方が、感染症の対策に尽力されていることと存じます。
 本書が、感染症対策に携わる皆様の実務にお役に立ていただければ幸いでございます。

主な目次

第一編 感染症法の制定とその背景
 第一章 感染症法の制定経緯
 第二章 過去の感染症法の改正
 第三章 感染症法の概要
第二編 逐条解説
第三編 参考
 附帯決議/参考資料

著者情報

厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部感染症対策課=監修