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エビデンスに基づく症状別看護ケア関連図 第3版

内容紹介

症状ごとに,誘因・原因から病態生理学的変化,看護ケアまでを図式化した便利な関連図ガイド!

 臨床や実習でよく出会う24の症状について関連図でメカニズムを解説しました。誘因・原因から詳しい病態生理学的変化,分類,看護の観察ポイント,看護ケアをカラーの大きな関連図で見やすく整理しています。起こっている症状が病態学的・心理学的にどのような影響をもたらすか,看護上の問題点が何なのか,その「エビデンス」を簡単に調べることができます。

[病態関連図]+[看護ケア]=看護ケア関連図の理解こそが看護過程の理解の第一歩!

 観察のポイント・看護の方向性ものっているので看護計画の立案や看護ケアの実施の根拠を考えるヒントになります。

最新情報にアップデート!

 最新のガイドライン・治療・検査・看護ケアなど最新情報を盛り込みました。関連図作成や看護計画立案に使え,急変時から生活期・地域まで役立つ入門書です。

編集者から読者へのメッセージ

待望の10年ぶりのベストセラーの改訂です。編集作業を行って原稿を読んでいきますと,この10年で多くの医学的なガイドラインが作成・更新されていることがわかります。またチーム医療が進みました。そのなかで看護も変化しているところもあり,それを意識しつつ,本書は学生からベテランまで活用できるように意識して作成しました。関連図の作成は学生の実習がメインで大いに活用していただけるようになっていますが,昔活用したなあという人もあらためて手に取っていただけると嬉しいです。

主な目次

第Ⅰ章 看護ケア関連図はなぜ必要か
第Ⅱ章 症状別看護ケア関連図
1 .酸素化
①呼吸困難
2 .循環
②胸痛
3 .栄養
③摂食嚥下障害
④食欲不振
⑤悪心・嘔吐
⑥腹痛
4 .排泄
⑦便秘
⑧下痢
⑨尿失禁
5 .体液と電解質
⑩酸塩基平衡異常(アシドーシス)
⑪脱水(低張性脱水/ 高張性脱水)
⑫浮腫
6 .運動と休息
⑬片麻痺による運動障害
⑭褥瘡
⑮転倒
⑯不眠
7 .感覚
⑰疼痛(外傷性・術後)
⑱瘙痒感
⑲知覚障害
8 .神経機能
⑳意識障害
9 .内分泌機能
㉑インスリン分泌の障害
10.防御作用
㉒発熱
㉓ストレス
11.身体的自己
㉔ボディイメージの混乱

著者情報

阿部俊子(元東京医科歯科大学大学院)=監修
山本則子(東京大学大学院医学系研究科)・五十嵐歩(東京大学大学院医学系研究科)=編集