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やさしい障害者福祉入門 制度・法律の背景から最新の改正法まで

内容紹介

本質をつかんだやさしい解説

 障害者福祉のやさしい入門書。過去の経緯を押さえつつ、多岐にわたる現行制度を丁寧に読み解いていきます。立法担当経験者の見地から端的にまとめられた解説が特長の新しいタイプの入門書です。

誰のため、何のための法制度か

 本書のテーマである法制度の解説については、簡潔・明瞭な記述となるよう努めるとともに、法律に込められた関係者の想いを伝えるエピソードを織り交ぜました。誰のため、何のための見直しか。誰のための、どのような仕組みか。制度・法律の仕組みと背景を結び付けることで、学びが深まる構成となっています。

最新の改正を踏まえ、多岐にわたる関係法律をわかりやすく解説

 障害者総合支援法や児童福祉法のほか、障害者差別解消法、医療的ケア児支援法、読書バリアフリー法など、多くの関係法律を取り上げています。また、制度の現状はもちろん、令和6年4月施行の改正法の概要や今後の展望も掲載。この1冊で制度の全容をつかむことができます。

編集者から読者へのメッセージ

法律・制度の本というと、難解な印象があると思いますが、この本は、とても簡単に書かれているので、気軽にご活用いただけると思います。
本書では、簡単・簡潔を旨とする編集方針をつきつめた結果、「厚労省のパワポ資料が一切掲載されていない」という特徴がうまれました。
福祉の教科書などにも、普通に掲載されている厚労省のパワポ資料ですが、もともと行政説明用で、しかも口頭で補足説明をすることを前提としたものです。本当は教科書向きではないのです。
そこで本書では、図版化されたこうした資料を、丁寧にかみ砕き、わかりやすい文章に置き換えて割愛しました。また、簡単といっても、本質を的確にとらえた簡潔さによるものなので、そこには多くの学びが凝縮されています。
はじめて学ぶ人にも、学び直しの人にもおすすめの1冊。ぜひ多くの方にご活用いただきたいと思います。

主な目次

はじめに
第1章 障害者福祉の法律の歴史
第2章 障害者福祉の法律の現状
 第1節 障害者総合支援法及び児童福祉法
 第2節 その他の法律
第3章 令和4年改正法
第4章 今後の展望
おわりに

著者情報

矢田貝泰之(やたがい やすゆき)
前厚生労働省障害保健福祉部企画課長