プロフィール
受験の動機
高校の頃でしょうか。将来の進路を考える段になって、福祉的なものが自然と視野に入ってきました。小さな子と遊ぶのが好きだったり、子どもの頃に近所のおばあさんによく面倒をみてもらったりといったことが関係しているように思います。
大学は福祉心理学科という学科に入り、そこで精神障害というものを学びました。精神障害に対する世間一般のイメージは、こわいとか、かかわりたくないとかだと思います。でも、実際に勉強していくと、そうではない、みんな同じなんだということが少しずつ感じられるようになり、もっと勉強したいとの思いが出てきました。精神保健福祉士の資格取得を明確に意識するようになったのは、大学3年のときです。
大学は福祉心理学科という学科に入り、そこで精神障害というものを学びました。精神障害に対する世間一般のイメージは、こわいとか、かかわりたくないとかだと思います。でも、実際に勉強していくと、そうではない、みんな同じなんだということが少しずつ感じられるようになり、もっと勉強したいとの思いが出てきました。精神保健福祉士の資格取得を明確に意識するようになったのは、大学3年のときです。
合格に役立ったこと
1月末の試験に向けて、12月くらいから追い込みをかけるパターンでした。私は第9回(平成18年度)試験でしたので、前8回の過去問題を解いて、間違えたものは反復して学習し、根拠がよくわからないものは学校の先生や友達に訊いて、わからないことや苦手な部分をつぶしていきました。試験の時期が近づくほど、コンパクトにまとまった一問一答型式の本やポイントが凝縮された暗記本を使用する率が高くなっていたと思います。
ただ、こうした勉強法は、ある程度の基礎的な知識がないと通用しないものかもしれません。私の場合、大学1年のときに研修合宿で仲良くなった4人の友人が精神保健福祉士を目指していて、みんなでいっしょにやっていくムードがありました。わからないことがあればお互いに訊いて、気持ちが乗らないときはそれぞれが精神的な支えになっていました。この蓄積は大きかったはずです。
勉強のスケジュールは、朝起きてこれをやろうとか一応立てたのですが、ほとんどそのとおりにはならず、むしろ通学中の電車内や喫茶店に入ったときのちょっとした時間など、その気になったひと時が効果的だったようです。それと、今日はどうしても勉強する気になれないということは時々あって、そういう日は一切やらないと決めました。例えば、大学でも授業中にそんな自分のコンディションを確かめたら、早引けして映画を観に行ったりとか。息抜きも必要でした。
ただ、こうした勉強法は、ある程度の基礎的な知識がないと通用しないものかもしれません。私の場合、大学1年のときに研修合宿で仲良くなった4人の友人が精神保健福祉士を目指していて、みんなでいっしょにやっていくムードがありました。わからないことがあればお互いに訊いて、気持ちが乗らないときはそれぞれが精神的な支えになっていました。この蓄積は大きかったはずです。
勉強のスケジュールは、朝起きてこれをやろうとか一応立てたのですが、ほとんどそのとおりにはならず、むしろ通学中の電車内や喫茶店に入ったときのちょっとした時間など、その気になったひと時が効果的だったようです。それと、今日はどうしても勉強する気になれないということは時々あって、そういう日は一切やらないと決めました。例えば、大学でも授業中にそんな自分のコンディションを確かめたら、早引けして映画を観に行ったりとか。息抜きも必要でした。
おすすめのテキスト
受験参考書はたくさん持っていて、持ち過ぎて安心してしまったところもあります。試験本番を意識して使った本としては、「精神保健福祉士国家試験 問題分析と受験対策」(久美出版)を重宝しました。過去の試験問題を繰り返し解いて、穴がなくなると苦手を克服できた実感がもてて、自信にもつながりました。
受験者の皆さんへ
精神障害者支援の現場に勤めて5年目になります。何でもそうかもしれませんが、仕事をしているとすぐに結果が出ることとそうじゃないことがあって、本当に前に進めているのだろうかと思うことがあります。白か黒か、結果が明快に見える受験とは違うところです。そんな心持ちでいるときにふと、たとえば、ふだん名前では呼んでくれない利用者が何かのはずみで名前を呼んでくれたなどの出来事があると、うれしくなります。いろいろ見えてくるなかで、こんなこと、あんなことを試してみようという気持ちにもなります。今、「ここに来てよかった」と率直に思います。写真は、活動現場の1シーンです。こんなふうに仕事をしています。
一人でも多く、この試験(精神保健福祉士国家試験)に受かってほしいと思っています。がんばってください。
一人でも多く、この試験(精神保健福祉士国家試験)に受かってほしいと思っています。がんばってください。