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介護福祉士新カリキュラム受験日誌

勉強方法を教えてもらいました

無事に技術免除講習を修了しました。
 最終日の修了試験後、採点を待つ間に講師の方が筆記試験の勉強方法について話をしてくれました。「今から勉強を始める方に参考になるかも」と思い、メモしてきたので抜粋して紹介します。

 ご存知かと思いますが、試験科目は以下の11科目+総合問題です。

(1)人間の尊厳と自立(2)人間関係とコミュニケーション
(3)社会の理解(4)介護の基本
(5)コミュニケーション技術(6)生活支援技術
(7)介護過程(8)発達と老化の理解
(9)認知症の理解(10)障害の理解
(11)こころとからだのしくみ 

 前提として、(1)(4)と(2)(5)はそれぞれセットになっており、よく「ひとつでも0点だと不合格」と言いますが、セット内で得点があればOKです。

 さて、講師は上記の科目について、以下のように勉強方法のコツを話してくれました。あくまで試験対策としての話なので、極端な言い回しもありますが、そこはご理解を。

(1)人間の尊厳と自立
⇒ どの問題集、テキストでも最初に出てくる科目。聞き慣れない単語等、難しい言葉が多く、ここから始めると気持ちが続かない、もしくは2ページ位で挫折する事が多い。介護福祉士にとって重要な内容ではあるが、記憶しなければならない内容が多く、早い時期にやっても忘れてしまうため、試験直前に詰め込めばいい。
前回は2問しか出題されず、(4)介護の基本(前回16問出題)とセットなので、「加点できればラッキー」くらいの思いで充分。

(3)社会の理解
⇒ 制度や法律についての内容。ここも「試験直前に詰め込む」。ただし、介護保険制度については押さえておく事。

(4)介護の基本
⇒ 気持ちよく勉強を始めたいなら、ここから始めるのがオススメ。仕事中に起こりうる事が多く、内容が比較的身近。分からなくても読めば「なるほど」と思う。やる気が出る!

(7)介護過程
⇒ 前回試験で「0点」が多かった科目。普段ケアプランに携わってない人は、ケアマネさんや先輩等から指導を。

(8)発達と老化の理解~(11)こころとからだのしくみ
⇒ 医療に関する内容なので、(11)から始めて基本的な知識を学び、(8)(9)(10)を学ぶと理解しやすい。

 以上、だいぶ簡潔にまとめましたがこんな感じでした。
 ただし、勉強方法に“絶対”はないので参考程度に。

 実技免除受講者の話を聞くと、これから勉強し始める人がほとんどで、講師も「9月、10月から始める人が多い」と言っていました。試験まで残り三か月となってきました。
 僕も図書館に頼らず、赤子の泣くなか、自宅で勉強できるようになってきました。もう一冊問題集を買おうか、テキストを買おうか迷っています。

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プロフィール
佐藤一郎
(さとういちろう )
4年ほど前に、約10年勤めた会社を退社。介護職員基礎研修を取得し、神奈川県内の某小規模多機能型居宅介護施設に入社。この4月で4年目に入ります。
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