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介護福祉士新カリキュラム受験日誌 2012年05月

勉強が進まない…

 第1回目のブログで、「資格獲得の時に使用した全12巻のテキストを、去年から読み始めていますが、まだ1巻目です」なんて書きましたが、コツコツ読んでいるうちに、めでたく2巻目に突入しました。

 第1巻は「人間の尊厳と福祉の理念」というタイトルでした。福祉の仕事に携わるうえで、最も大切な基本視点であることは充分理解していますが…。結構とっつきにくい項目じゃないですか?
…僕だけ?
 なもんで、なかなか読み進まなかったのです。

 第1巻目には〈介護の歴史〉という分野も含まれていて、暗記が不得意な僕には苦手分野なんですよ。たとえば、江戸時代の家政学の祖、貝原益軒先生やマルクス主義。あぁぁぁ、既に忘れている。
 ただ、1巻には「ICFの考え方」や「ノーマライゼーション」「権利擁護」など、重要だと思われる内容も書かれてあり、なんとか読みきりました。
 4~5年前の資格獲得時に重要だと思える内容を自分なりに書き出したノートも併せて読んでいます。ノートの欄外に、後で調べてみようと思った単語がメモしてあり、「ケアマネ」とか「ミンセイイイン」なんて書いてあるのを見て、「こんなことも分からなかったところからスタートしたんだなぁ」としみじみ感慨にふけってみたりして。
 なるほど、こんな調子だから進まないんだな。

 第2巻は「社会福祉制度とサービス」っちゅう、またもや、ややこしい内容なんです。はて、いつ読み終わるかしら?



糧(かて)

 突然ですが、7月にパパになります。
 結婚7年目にして授かった待望の第一子です。

 男兄弟で育った僕にとって、女の子の育て方・接し方が想像できず、「男の子がいい」と周囲にも断言していました。
 とはいえ、生まれるまで性別を楽しみにしたかったのですが…。
 ある日、先生から性別を聞いてきた奥さんは、当然黙っていられるわけがなく…あっさり発表してくれたのです。

 結果は女の子。

 不思議なもので、その日まで男の子用の名前しか考えていなかった僕が、一度「女の子」だと聞いたとたん、早くも「パパ~」と両手を広げて近付いてくる我が子の愛くるしい姿に妄想を巡らせたあげく、今さら「やっぱり男の子でした」と言われたら複雑な、いや、むしろ残念だと感じる体質に変わってしまったのです。

 とにもかくにも、国家試験に失敗できない理由が増えたのです。否、モチベーションを上げる糧にせねば!



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プロフィール
佐藤一郎
(さとういちろう )
4年ほど前に、約10年勤めた会社を退社。介護職員基礎研修を取得し、神奈川県内の某小規模多機能型居宅介護施設に入社。この4月で4年目に入ります。
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