第22回 バイタリティーある好奇好齢者俳優・宍戸錠ときどき専業主夫
前回に少し書きましたが、株式会社ライオンにレポートに行くロケの仕事のため、江戸川区の研究所に、父と私と太田剣で向いました。
車の中で父の荷物を真っ先に私は点検しました。
よかった!! ソーセージや肉などの餌は、カバンの中に入っていませんでした。・・・なんせ、先日、番組内容を説明した際、ライオンに会いに行くと勘違いしていた父だったので・・・(笑)
第21回 “爆笑と問題の日曜日”
「○○株式会社にレポートに行く仕事ですからね」と、私はバラエティ番組の説明を父にしました。
「わかった! ソーセージも買ったし、動物とはオレはすぐ上手くいくから!!」と父。
仕事の書類を渡した私は次の仕事があるため、そそくさと帰路へ。ガレージを後に思わず笑みがこみ上げ、幾度となくその笑みは繰り返します。このまま帰るべきか・・・
やはり、このままではと、父の元に引き返し、「動物園に行くのではないからね!!」
「○○会社に行くんだからね!!」と、再び説明し直すと、「よし、わかった!!」と父。さっきの話はどこへやら・・・
やっと、誤解は解け、「その会社の製品一覧表を調べて、後で持ってくるから・・・」と、私は父の所を今度は本当に後にしました。
ときどき、酔っているのか、ボケてしまったのか心配になります。
第20回 母と歩いた桜道に父と旅に出たい!
父と以前、二回ほど親子旅行をしました。と言っても、旅行番組。つまりは仕事で行ったのですが・・・
第19回 「メガネの度、変えました?」「・・・シシ度のままです」
コミカルな刑事ドラマです (^ 。^)
妙な敬礼をする警視庁副総監、難波一弘(宍戸錠)。それに対し、三姉妹の現役高校生刑事、銭形 海(大政絢)、命(岡本あずさ)、結(岡本杏理)も妙な敬礼をします。
去年の5月頃、もうすでに暑い日が続いていました。母が天国に旅発ち、悲しみの中に居、なおかつもう1本の難しい作品(映画)に取り組んでいる中、同時進行で、安藤尋監督作品『ケータイ刑事 THE MOVIE3 』の撮影が始まりました。あまりに相異なる二つの作品・・・
しかし、宍戸錠は持ち前の体力、精神力で演(や)り遂げました。
私はこの撮影中倒れてしまい、移動があるため病院に行くことが出来ず、42度の高熱の中、車で唸りながら休み、時たま現場に足を運んでは、父の様子をうかがいに行きました。しかし、この多忙にもかかわらず好奇好齢者俳優・宍戸錠は、孫ぐらい年の離れた三人の女優さんたちとダジャレを言いながら楽しそうに撮影をしています。弊社の俳優陣もこの作品に少し出演しており、彼等が同行してくれていたので、何とか私も病院に行かずに乗り切りましたが・・・
本当に好奇好齢者俳優・宍戸錠の強さにはあっぱれであります。