<連載16> 障害者就労支援センターにいってきたゾ その3
2013年01月25日 17:50
少しずつですが、障害者が働ける場が増えつつあります。先日も、新聞にパナソニックとマイクロソフトの募集広告が載っていました。ただ、ボクのようなジーチャンはだめでしょうね。斬新なゲームソフトをつくるスキルもない。でも、昔よりトロクなりましたけど、そこそこ文章はうまくかけると思っているんですけどね。
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障害者は自己主張が弱い。すばらしい能力を持っている人がいても、企業にはそれが見えない。その前に障害者は、障害を持っているということで自分から遠慮してしまうことが多い。日本の障害者は謙虚なのです。
ボクはハローワークに行ったことはないけど、ガンガン自己主張しなければだめでしょうね。特に見えない障害の方は。高次脳機能障害もそのひとつで、見た目はその辺のおじさん、お兄ちゃんと変わりない。これは失語症や、難病の方も同じ。病気を隠して就職という方もいるようです。
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ボクの場合は脳梗塞で左マヒ。歩くには杖が必要だし、時には杖があっても歩けないこともある。電車には乗れない。病院に行くのでさえヨッコラさ。自分でも、ボクの身体はやっかいだと思います。通勤が前提の障害者雇用からもはずれてしまう。そこに高次脳機能障害が加わっている。面白いのは、頭のいい部分と“パー”の部分が混じり合っていること。日本はこのようなことに目を向ける脳の専門医は少なそうですね。脳障害=まるごと“パー”と評価されやすい。アインシュタイン含めて、天才はおかしな部分を持っているのにね。
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三郷市障害者就労支援センターで話を聞いてえらいと思ったのは、それぞれの障害者が働ける環境かどうか、職員が実際に現場で仕事を体験してくるということ。さらにジョブコーチ的に実務支援もきめ細かく行っている。でも就職できても、長続きしない人もいる。その多くは対人関係が原因とのこと。企業のみなさん、やさしく、いや違いますね。普通に見守ってやってください。能力は持っています。仕事に慣れるまでの見守りです。障害者にとって大変なのが、自分を取り巻く障害。障害者は、ひとや設備など環境のバリア(障害)がフリーになれば、大丈夫なんです。
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次回の更新予定は2月8日(金)です。
三郷市障害者就労支援センターは、春に「三郷市立ワークセンターしいの木」との併設で移転します。
写真は、4月1日開設に向けて着々と建設が進む新しい施設
新住所 三郷市幸房1433 ℡048-953-1521
写真は、4月1日開設に向けて着々と建設が進む新しい施設
新住所 三郷市幸房1433 ℡048-953-1521
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