<連載13> 言語聴覚士ってご存じ? その4
2012年11月30日 09:45
脳卒中は突然起きます。病院に着くや直ちに医師と看護士さんが治療。症状にもよりますが、理学療法士による身体機能のリハビリもすぐに始まります。時間勝負の面があるからです。なかには言葉に障害が出て、失語症や構音障害になる方もいます。でもこういう状況に直面した経験のある家族は少ないでしょうね。最初はビックリするし、失語症の方との会話をどうすればいいかわからず、面くらう。病院ではST(スピーチセラピスト=言語聴覚士)さんがリハビリをしてくれますが、家に戻れば家族やヘルパーさんが対応しなくてはなりません。
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<連載12> 言語聴覚士ってご存じ? その3
2012年11月16日 10:00
STさん(言語聴覚士)ってあまり知られていませんね。理学療法士や作業療法士は日本でも歴史があるし、脳障害や交通事故などで怪我をした身体のリハビリをしてくれる。目立たないけど、そのリハビリのグループには言語聴覚士が加わっているのです。
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<連載11> 言語聴覚士ってご存じ? その2
2012年11月02日 09:10
言語聴覚士ってご存じですか? 病院やリハビリテーションセンターなど専門職の間では“ST”と呼ばれます。スピーチ・セラピスト(Speech Therapist) ──。このほうがカッコいいしイメージ的にわかりやすい気がしますね。しゃべる、聞くことに不便がある人のリハビリをする療法士さんです。他に、嚥下(飲み込み)障害や言葉の未発達な子どもをサポート。そしてボクのような高次脳機能障害もSTさんが対応します。リハビリの目的は、コミュニケーション能力の回復です。
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