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コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」 2012年03月

じつは最終回なんです。また会う日まで

 急性硬膜下血腫の手術後に書き始めた「コーソクくん」でしたが、早いもんで連載を始めて2年を経過してしまいました。そういえば桜の花の写真も二回送ったなあ。それにしても自分の体や行動のみで100回以上のコラムを書くのは、自分で自分を食べているようでキツかった。おケツを叩いて無理やり“料理”した回もあったもんね。



珊瑚の海でパチャパチャ

 「もうすぐハール(春)ですねぇ~♪」みたいなのほほんとした文章が書きたかったのです。コーソクくんの連載を始めたのが頭の手術直後の2011年3月。頭の中には春風が渡っていました。すっきりしていたけど、空っぽの状態。近所のスーパーでの100円レベルの暗算もママなりませんでした。のんびりとサイフの中をみながら計算していると、後ろに怖い顔をした人が大勢。こういう時の人って、やさしくないんですね。



ありがたや、ありがたや

 病気になったころは、手帳が真っ白でした。動けないから仕事がとれない。予定といえば近所のオバサンのお誘いと病院だけ。でも、最近は違います、結構予定が入っていますよ。半分以上は病院なんだけど、たまにはコンサートにも行くし、毎月のように講演会にも行く。天気がいいと、散歩がてらショッピングセンターにも。そこそこ予定が入っていないと「なんか寂しい」といった気分ですな。



パソコンで遊ぼう

 自慢じゃないけど、わが家にはケアマネさんしか入ったことがありません。そうそう、市役所の福祉課の人も一回来ました。なにしろとっ散らかっていて、人が入る空間がない。引っ越ししてきたときのダンボールがそのまま山積みになっている。2紙とっている新聞も未整理のまま。



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プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
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