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コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」

世の中みな親切、ありがとうございました

 障害者も高次脳機能障害の方もせっせと外に出ましょうよ。他人と触れ合うことで人々のやさしさがわかる。怖がっていたのでは何もできません。1月24日、都心に雪が積もりました。我が団地のある三郷市も同様です。目覚めたら外が真っ白。この日は病院に行く日だったので外出。スニーカーを履いていったらとてもこわい。凍っているところはツルツルだし、バスの本数も減っている。

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 延々とバス停で待っていたら、乗用車が止まってくれて「駅に行くならお送りしますよ」とのこと。ありがたく乗せていただきました。降りるときも滑ると危ないからと介助してくださった。そこから病院までは300mくらいあるのですが、スロープや凍っている所がある。ボクが途方にくれていると、大丈夫ですかとオバサンが手を差し出してくれる。病院の前は雪かき中。歩けないので「ヘルプお願いできますか」と声をかけると、雪かきの手を止めて、手助けしてくださる。

 皆さん、やさしいですね。というよりも、こんな日に出かけたボクがバカだったのでしょうか。でも、こういうやさしさは障害者にならないとわからない。以前はボクにもわからなかった。皆、助け合いの中で生活している、生きているのですね。皆さん、とっても親切。これを大切にしなきゃ。現代人は人情が薄くなったと言われるけど、そんなことはありませんよ。

 日本人はシャイなために、心で思っていても行動しづらい。でもいざというときは動いてくれます。身体障害者の方々も、高次脳機能障害の方々も他人を信頼しましょう。すべてとは言えないと思いますが、基本的に日本人はやさしいとボクは信じています。訂正、外国の方も同じ。ともかくありがとうございました。

 次回は2012年2月7日(火)、更新予定です。

コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」2011年1月31日
雪ゴジラだど~!ベランダにいたんだ。放射能のせいかね


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プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
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