ハッピーな年にしたい
2012年01月10日 11:10
明けましておめでとうございます。ふと振り返ると、今年はどこか年越しの雰囲気が変っていたと思いませんか。何となく華やかさがない、うきうき感がない。どうしてかと思ったら年末年始の定番、「お正月を写そう」の富士フイルムのCMが減っていませんでした?
写真はデジカメや携帯で撮る時代になっていたのです。でも、フイルムで撮って紙焼き写真にするのもいいもんです。テレビやデジタルフォトフレームで見るのとは違う。“写真は写真なのです”はオジンのたわごとか!
昔は、写真はアルバムに貼っていました。子供の成長記録などがページをめくるごとに現われる。たまには見直して見ることをおすすめ。デジタルのスライドショーとは一味も、二味も違いますよ。大震災でも瓦礫の中から写真を探し出していました。ICカードは水に落としたりするとダメになる可能性がある。その場合は外側の汚れをやさしく拭いて、濡れていたら乾くまで待つ。紙焼き写真は紫外線には弱いけど、けっこう耐久力はあります。
さてこの一月、ボクは病院通いが多いです。少し歩けるようになったので、休んでいた歯医者も予約を入れようかなと思っています。からだはそこそこですが、頭は相変わらずのパー。最悪期よりはいいけどモヤモヤ感はあります。最近気になっているのがうまくしゃべれないこと。面倒くさいので話さなくなる。これは一番悪い連鎖ですね。認知症も、高次脳機能障害も、閉じかかった心を開くには、おだててハッピーな気分にさせることが必要ではないでしょうか。
手元に高次脳機能障害の携帯用カードがあります。都内の家族会が作ってくださいました。その基本的な部分を書き写します。 | |
・ | 私は高次脳機能障害です。脳卒中や脳外傷の後遺症の為、話す、聞く、読む、計算などがうまくできません。会話のお手伝いをお願いします。 | ・ | ゆっくり短く話し、急がせないで待ってください。 |
次回は2012年1月17日(火)、更新予定です。
新春の日の出。お正月を写しました
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