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コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」 2012年01月

世の中みな親切、ありがとうございました

 障害者も高次脳機能障害の方もせっせと外に出ましょうよ。他人と触れ合うことで人々のやさしさがわかる。怖がっていたのでは何もできません。1月24日、都心に雪が積もりました。我が団地のある三郷市も同様です。目覚めたら外が真っ白。この日は病院に行く日だったので外出。スニーカーを履いていったらとてもこわい。凍っているところはツルツルだし、バスの本数も減っている。



脳神経内科はミステリー好き?

 病院通いの一環として、せっせと都内の大学病院に通っています。月に一回、あるいは二ヵ月に一回のペースだから、“せっせと”とは言えないかもしれませんね。でも歩けない日もあるボクには“せっせと”なのです。それにしても大学病院は混んでいる。人でいっぱい。待合室で座れないこともある。しかもものすごく時間がかかる。予約を取っていても一日仕事になってしまいます。



障害者手帳を持とう

 障害者手帳を持っている方は少なくないと思います。でも外出時に携行していますか? そして活用していますか? ボクの場合でいうと、赤い手帳を振りかざさなくても……と何となく遠慮していました。そりゃ、ボクの歩く姿をみれば、障害があるということはわかります。けど、水戸黄門の印籠じゃあるまいし……ですね。



ハッピーな年にしたい

 明けましておめでとうございます。ふと振り返ると、今年はどこか年越しの雰囲気が変っていたと思いませんか。何となく華やかさがない、うきうき感がない。どうしてかと思ったら年末年始の定番、「お正月を写そう」の富士フイルムのCMが減っていませんでした?



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プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
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