たまり場
いま住んでいるのは団地の5階なんですけど、道路をはさんで前がコンビニです。そこにたまに若者がたむろしている。けっこう声が聞こえる。いやではないです。むしろうれしいです。ボクの若いときもいろんな場所に群れていました。アルバイトするようになったら、喫茶店やスナック。でも近所にはそういう場所がないのです。三郷って盛り場がないノッペラボウでクラーイ地域みたい。昔ながらの地域にはあるようですけど、団地の近くにはない。駅の近所も寂しい限りです。お父さんがたは健全な生活をしているのでしょうか。そうか、都内でイッパイやって帰ってくるのか。
近くには学校がありますし、文化会館や公園もあります。巨大ショッピングモールも、いろいろ。でもなぜか文化の香りがしません。文化って猥雑なところからうまれると思うんですけどね。その猥雑さがない。健全すぎるってつまらない。こういうところで育った子供って、どういう子になるのでしょうか。もののけが棲む森もないし。放射線量は高いのに、開発している住宅地やマンションが売れなくなるからか、測定も広報もしなかった行政。切羽つまった若いお母さんたちが動いたので、最近ようやく重い腰を上げたようですが。
話は変わりますけど、地域生活支援事業の移動支援を申し込みました。外出のつき添いを実費プラスアルファで利用できるというのですが、なんとなく怖いのでまだ使っていません。障害者タクシー券もあるのですが、使えるのが1メーター分に限られているし、嫌な運転手だと臨機即応に対応できない。で、親切なバスに乗ってしまうのです。高次脳機能障害などになると、反応が遅くなる。そこに加齢が加わります。口がうまく動かないからケンカができない。めんどくさいから乗らない、使わない、になってしまう。
世の中いい人ばかりではないですものね。移動支援は娯楽などには使えても、病院に行くには使えない。事業の目的が違うからだそうですが、じゃ、他に便利に高くなく使える制度があるかというとなさそう。これってなんか変だと思いませんか。
次回は2011年10月18日(火)、更新予定です。
丹後の渡し跡。昔は舟が輸送を担っていたんですね
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