新しい世界
三郷に越してきて約2年半。前に住んでいた東京の中野区が便利すぎたのでしょうけど、からだが悪くなって出歩かなくなった。引きこもりのような状態です。出かけるのは病院に行くときやリハビリデイサービス。デイサービスは送迎があるのでいいですね。80、90のオバーチャンとも仲良くなりました。めんどくさいのはジーチャン。「私はモノ知りだ」ふうにしゃべっていたりする。耳が悪い方だと声を張り上げて……。
外出はタイヘン
ひさびさにコンサートに行ってきました。東京は錦糸町のすみだトリフォニーホール。電車を使って約1時間、クラシックではけっこう音がいいと評価が高いシューボックス型のホールです。そこで聴いたのはジャズハーモニカ、トゥーツ・シールマンスです。むかしむかしの来日時にも聴いたことがあるのですが、また今回もなぜ? その理由は彼が89歳だからです。ナマで聴ける最後のチャンスかもしれない。で、行ったのです。
たまり場
いま住んでいるのは団地の5階なんですけど、道路をはさんで前がコンビニです。そこにたまに若者がたむろしている。けっこう声が聞こえる。いやではないです。むしろうれしいです。ボクの若いときもいろんな場所に群れていました。アルバイトするようになったら、喫茶店やスナック。でも近所にはそういう場所がないのです。三郷って盛り場がないノッペラボウでクラーイ地域みたい。昔ながらの地域にはあるようですけど、団地の近くにはない。駅の近所も寂しい限りです。お父さんがたは健全な生活をしているのでしょうか。そうか、都内でイッパイやって帰ってくるのか。
積み重ね
人間ってすごいなと感じることがあります。身近なところでは上下水道のシステム。小さなことの積み重ねで技術やノウハウを蓄え、現在のような大きなシステムが作れるようになったのでしょうね。江戸の玉川上水なんて、わずかな高低差で多摩川から東京まで水を運んでいました。すごいですね。