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コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」

からだが壊れた

 最近はそれにしても体調が悪い。立つことはできても歩けない。本当に動けなくなってしまった。動けないと歩くことも少ないし、運動もできない。また脳梗塞の時のように筋力が落ちてしまうのでしょうか。で、筋力アップの運動をしているのですが、疲れるとさらに歩けなくなる。このへんの判断、感覚が微妙ですね。

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 そうそう、リハビリデイサービスに行っているのですけど、体調が悪いのでここ半月、運動はしていません。マッサージと温熱療法のみ。運動をして転んだり、倒れたら、迷惑をかけてしまう。最低限の線でがんばっているのです。

 話は変わりますけど、以前から外出中などにからだが動かなくなることがありました。ケイレンというほどではないけどからだがワナワナ。倒れないためには3点支持が必要。ボクが杖を持っているのはそのためなのです。ボクの体重は約60kgですけど、右手に持った1本杖で支えるのは大変。おかげさまで右手の筋肉はけっこうついています。

 ボクの場合、いったん立ち止まるとなかなか左足が出ない。踏んばっているだけで歩けなくてワナワナ。そういうときにボクが欲しいのはつかまるところなのです。街中には意外につかまるところがない、あっても遠かったりする。交差点などでもそう。チョット誰かが腕を貸してくれれば助かるんだけど、多分わからないんだよね。見える障害でも、ときには人は気づかない、見えなくなるのです。

 それにしても体調が悪い。どこの病院に行こうか悩んでいますが、少し体調が戻ってからですね。ともかく、笑ってしまうほどにメチャクチャ壊れています。


 次回は2011年10月4日(火)、更新予定です。

kosoku20110920_1.jpg
知人が入院している病院の窓からスカイツリーが見えました。これだけで心が落ちつきますね


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プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
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