世の中バカなのよ
日吉ミミさんがお亡くなりになりました。まだ若かったのにね、チョットうえのおねえさん。レコードをひっぱりだして聴かなきゃ。こういうのを持っているなんて変でしょ。貸してやんないよ。
テレビ東京で「IS」というドラマが放送されています。女装家やオカマはテレビにあふれているけど、性同一性障害は話題にならなくなりました。自分は、本当はおとことして暮らしたい、おんなとして暮らしたい、ですね。本人にとってはすごく深刻な問題。たぶん『ほっといてくれ』なのでしょうね。ワイドショーやバラエティで軽く扱ってほしくない。で、その上の次元に挑んだのがテレビ東京。原作はマンガですけど意気込みは評価。
インターセクシャル。おとこでもおんなでもない。難しい問題です。江戸時代には、ふたなりといわれていました。精巣も卵巣もある両性具有ですね。今は、医療的には性分化疾患というらしい。チンチンがあるけどおんな!逆もある。番組のテロップによればその人数はかなり多いようですが、知られていない。それは子供が生まれてISとわかった段階で手術をして強制的に性別を決めてしまうからでしょうね。一生が決まるのですよ、その時に、その子の。こわいと思いませんか。
ボクとしては両性の感性を持っているのはとってもいいことだと思います。少なくてもそれだけ選択肢は広がるし、世の中をやさしく広く見られる。人間性にとってもいいんじゃないかな。受け入れる両親と医者。このへんがカギなんでしょうか。世間体を気にするスクウェアな親だったら厳しいね。
日吉ミミさんの歌の歌詞に「世のなーかバカなのよ~」というのがあります。これは後ろから読んでもやっぱり「世のなかバカなのよ~」。その通りですね。見えない障害、理解されない障害という点では高次脳機能障害とつながるような気がするのですが。強引でしょうか。
次回は2011年9月6日(火)、更新予定です。
須賀川の棚田にハート型に咲くひまわり。早く田植えができるようになるといいですね
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