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コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」

メキメキ回復か?

 このコラムは、のほほんと書きたいと思っています。先日、Eテレで高次脳機能障害の方の番組が放送されました。高次脳機能障害とはどういう障害か。これは個人差があるため誰にもわからないと思います。ころんで頭を打つだけでもなる可能性はある。「最近、何か変」とおもったら病院でチェックですよね。でも高次脳機能障害を理解しない医師が多いのも事実です。認知症のようでもあり、「加齢のせいでしょう」で終わってしまうかも。

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 変な話ですが、ボクの場合、脳の機能障害がメキメキと回復している感じがします。頭の手術をしてから、1年以上ぼんやりが続いていましたが、その後はかなり“シャキッ”。まるで障害がないように思える日もあります。もちろん左の片マヒはありますが、気候がよくなったこともあり、けっこう快適に暮らしています。

 とはいえ、細かくみていけば、おかしなところはいろいろあります。自分で笑ってしまうことも。でも、それが高次脳機能障害によるものかはわからない。いやなところはなんでも病気のせいにしてしまう。マヒなど目で見える障害はいいわけができないけど、見えない障害は自分も、他人もなんとでもいえる。これって高次脳機能障害のこわいところですよね。

 以前に高次脳機能障害のリハビリをしてもらっていましたが、ほとんど認知症と同じようなやり方でした。それが終わって、少し頭がクリアになり、自分でリハビリを始めてぐんぐん良くなりました。基本は好奇心ですね。ボクの場合はテレビなどよりも文字情報が役立っているような気がします。高次脳機能障害では、頭の中は動いているけどうまく話せない、話がまとまらないなど、自己主張ができない。これはストレスになります。リラックス、リラックス~が大切じゃないかな。

 次回は2011年8月2日(火)、更新予定です。

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きれいな夕陽が見られました


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プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
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