被災地の障害者は!子どもは!
2011年06月14日 09:30
最近やっと新聞記事などに少し出始めましたが、大震災のかげで忘れられていたのが障害者、とくに障害をもった子どもたちです。放射能の心配は大きいです。でも避難所にいることはできません。環境が変ると泣き騒ぐ。福島ではじっと家に閉じこもっていたのでしょうね。こりゃ昔でいう“座敷牢”状態ですよ。家族が温かく見守るしかない。これは大人の障害者も同じだと思います。
以前、九州朝日放送でギャラクシー賞奨励賞を受賞した「見えない世界」という番組がありました。半年に一回程度、目が見えない女性のレポートをする。その女性はパラリンピックの代表にもなりました。バラエティ番組の一部でしたがとてもやさしかった。障害者差別をまったく感じさせなかったのです。先日お会いしたIT系の仕事をしているひとも奥さんが全盲でした。そのひとの話では全盲でカラフルなホームページを作るひともいるそうです。
障害は自身が持ってみないとわかりません。空想、想像ではわからない。これはボクが体験してはじめてわかりました。いろんな不自由さがあるんです。
ここからは昔からのボクの持論です。見えない人だって見ている、聞こえない人も聞いている。一般にいう健常者と違う感覚の世界で見ている、聞いている、嗅いでいる。暗黒の世界にいるのではないとおもいます。ボクたちだって皆が同じように見て、聞いているわけではありません。世界が違うのです。
子どもはちっちゃな世界にいます。うまく対応できない。なかでも障害をもった子どもは大切にしてください。
(くわしくは次回に)
次回は2011年6月21日(火)、更新予定です。
福島の川内村。放射線量は低いのになぜか避難!
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