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コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」

カラダはジェットコースター

 最近、調子わるいです。フィジカルがおかしくなるとメンタルも変になる。その逆もある。手の動きもおかしくなりました。このコラムもボケた頭と動かない指でようやっと書いています。調子いいときはいいんですけど、悪くなるとあっと言う間。この振幅が大きくなってきたようです。リハビリデイサービスも数回休んでしまいました。

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 特にひどいのが眩暈。地震酔いではありません。それ以前からです。調子わるいときには病院に行けといわれますが、どの科にいったらいいのかわかりません。脳外科では先日画像を撮って大丈夫だといわれました。となると脳神経内科か精神科でしょうか。シビレやふるえもひどくなっています。何よりふらふらして歩けないのが困りもの。運動できないので寝ているから、さらに動けなくなる。

 でもカラダの変化ってはやいですね。脳梗塞のときもあっという間に左足が細くなってしまいました。筋肉を付けるのは大変だけど、なくなるのは早い。以前は違った。自然にいろいろとカラダを動かしていたのでしょうね。リハビリは自分でしなければならない。ということは、さぼるも簡単というわけ。ここが難しい。根性が必要なんです。

 前から少し変だったけど、こんなにおかしくなったのは頭の手術をしてから。カラダ全体が壊れてしまったみたい。歩くのがいいようだけど、頭がグラグラしているのじゃ危なくって出かけられない。ジレンマです。

 次回は2011年6月7日(火)、更新予定です。

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小さな芽生えが元気づけてくれます


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プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
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