空を見ようよ
ボクだけかもしれませんけど、おとなになると空を見なくなりませんか。特に都会で暮らしているとコンクリートジャングルに埋もれてしまう。三郷に越してきて、最近ボンヤリと空を見ていることが多いんです。抜けるような青空もいいけど、おもしろいのは雲ですよね。刻々とすがたを変えていき、二度ともどらない。たまには飛行機雲も……。
部屋からはいいのですけど、歩きながら空を見ることができない。障害者にとっては難しいんです。老人も同じだと思います。足が上がらない、バランス感覚がわるい。杖をつきながらやっとこさ歩いている。信号機を見るのさえたいへん。空を見る余裕なんてありません。ボクの場合はめまいなどもある。でも、木々や空はなるべく見るようにしています。立ち止まって見ればいいのですから。
雲は、嵐のあとなんて時がいいですね。ノウテンキな雲よりも多少刺激的なほうが。脳はシャキッとしたほうが軽快。二日酔いの朝よりも、さわやかな目覚めの朝のほうがいいでしょう。そのさわやかな目覚めがやっときました。脳の手術をしてから1年以上モヤモヤしていた脳が、最近はスッキリ。完全とはいえないまでもそこそこいいレベルまで来ました。これもリハビリのおかげです。
リハビリについては次回に書きますが、結局は自己責任だと思っています。これはメンタル、フィジカル共にです。理学療法士、作業療法士などはプログラムをつくって指導する。頼りきってしまっては良くならない。自分がやらなければならないのです。そのためにこうすればこう良くなるといった夢を与えてほしい。認知症の初期の方も同じだと思いますがいかがでしょうか。
次回は2011年5月17日(火)、更新予定です。
八重桜はこの重層感が好きです。でも枝は不思議な形ですよね
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