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コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」

リハビリも進化するの予感

 NHKの教育テレビでロボットを使ったリハビリを紹介していました。ぜひやりたいと思いました。治る期待を与えてくれただけでもうれしいですね。脳卒中によるマヒの方はとても多くいらっしゃいます。全体から見ればボクは軽いほうだと思います。それでも障害者であり、社会生活はけっこう大変です。ロボットがリハビリに役立ってくれればいいですね。介護にも使えそうです。

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 そのロボットの名はHAL、そう映画の“2001年宇宙の旅”に出てくるコンピューターと同じ名前です。アルファベットでIBMのとなりの文字。もう2011年になりましたが、役立ってくれればなんでもいい。日本のロボットは原発事故では役に立ちませんでしたが、なんのなんのでリハビリや介護の分野で活躍していただければ十分。でもなんでアトムやガンダム、鉄人28号が生まれなかったのでしょうか。これも東電の責任? メディアの責任?

 心配なのはコンピューター制御のこと。コンピューターが気絶する程度ならいいのですが、暴走したら大変なことになる。信頼性は大丈夫なのでしょうか。番組では茨城県が購入して病院などに貸し出しているとのことでしたが、普及すれば低価格化することはまちがいありませんね。介護保険などで購入やレンタルできるようになるといいですね。

 ロボットがもう少しスマートになれば、気づかれずに装着できるようになるかも。障害者はジジババが多いこともあるけど、もっと身だしなみに気をつけなきゃ。介護機器も同じです。センスが悪いですね。悪いという前にない。海外の介護機器を調べてみよ!

 次回は2011年5月10日(火)、更新予定です。

kousoku110502.jpg
少し遅れて八重桜が満開。強い風にもじっとがまんの姿もけなげですね


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プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
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