ゲーム機の脳トレはあなどれない
高次脳機能障害のリハビリをどう行うのか、ボクは医師ではなく当事者なのでわかりません。いや、ひとによって症状や程度が違う。カラダのリハビリと同じようにひとそれぞれ、マンツーマンでのリハビリが必要になるのだと思います。その基本になるのは認知症なのかなぁ。症状からいえば似た部分が多いですね。高次脳機能障害のリハビリのための教科書はあるのかしらん。
ボクの場合、リハビリは、数カ月行なってまもなく急性硬膜下血腫で入院・手術し、中断。退院後に再開しました。同じ言語聴覚士さんです。パーがもっとパーになって戻ってきたわけです。でもボクにとっては使用前、使用後を知っている方なわけで、安心感があります。その後半年間つきあっていただいて、知能検査などもして、そろそろ大丈夫でしょうと終わりました。これは病院側の都合もありました。
高次脳機能障害のリハビリはあたりまえといえば、あたりまえですが、はっきりいってつまりません。間違いさがしやクイズ、やさしい計算、お絵描き。レベルに合わせて、がないんですね。おじさんにとっては可愛いお嬢ちゃんが遊んでくれるのはうれしいけど、あがっちゃう。おばさんだとつまんない。
なにより、自閉症や発達障害と同じようにイライラしやすい。おとなだからそれをじっとガマンしているんです。作業療養士や言語聴覚士はそこまで読み取ってくれなければ。ゲーム機の脳トレソフトのほうがいいような気がしますが、先日見た放送大学の番組では、パソコンやゲーム機だと脳の使う部位が変わり、娯楽と判断してしまい、リハビリにならないといっていました。ほんとかねぇ┄┄ギモン?
次回は2011年4月26日(火)、更新予定です。
あんなに咲き誇っていた桜があっというまに葉桜。せめて写真で余韻でも
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