ユニクロとデパート
ユニクロの功績か、通販のニッセンか、どちらにせよ、自分と同じ服を着た人とすれ違っても気にならなくなりましたね。昔は違った。同じ服を着た人と出会うと気恥ずかしかった、カッコ悪かった。人と違うことがカッコよかったのです。ファッション誌だって差別化のためのものだった。高級車やデパート人気もそう。ある種の見栄でしょうか。
大量生産で皆が同じものを着るようになったら、オリンピックの開会式か軍隊みたいになりそう。つまり、制服化しそうだと思っていました。多少その傾向はあるけど、まあ許容できる範囲でしょう。ユニクロもみんなで着れば一張羅、というわけですね。でも、パーティーには着ていけません。ユニクロ以上にはなれない、限界もあります。やっぱり高級服店やデパートも必要です。
へんな書き出しですが、以前に、杖を持つ人が多い、脳梗塞の人が多いと書きました。といって、そんなに多いわけではない。杖を持ったジジババが列をなして歩いているわけではありません。病気になる前は気にしなかったけど、気にすると意外に多いということです。で、困ることがあります。それは杖を持った人、脳梗塞の人にボクは慣れていないことです。
バス停などで杖を持った人や脳梗塞の人に会うことがありますが、何となく居心地が悪い。挨拶したほうがいいのか、話しかけたほうがいいのか、無視したふりしたほうがいいのか。きっと相手も居心地が悪いのでしょうね。道で並んだりすると頑張って歩いたりすることもある。ボクのほうが症状が軽いと見せたくなるみたい。でも、誰に見せたくなるんでしょうね?
感覚的には同じ服を着た人に出会ったときと同じ居心地の悪さなのです。たぶん、慣れの問題だと思いますし。脳梗塞でマヒの方が多く外出するようになれば薄れると思います。ボクを含めて病気をするとおとなしくなる。話をして意見交換をしたほうがいいのかもしれません。とくに高次脳機能障害については具体的な情報が少ないので……。でも、「高次脳機能障害ですか」とは聞きづらいですよね。
次回は2010年12月21日(火)、更新予定です。
師が走った後にはもうもみじが積もりました。今年ももうわずかです
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