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コーソクくんの「ボクは高次脳機能障害」 2010年12月

リハビリは頭でやる!

 できそうでできない。これがくやしい。かゆいとこまであと数ミリなのに指先が届かないくやしさは誰しもご存じですね。孫の手のありがたさがここにあります。リハビリも同じようなもんです。もうひとつ怖さの克服という面もあります。マヒした当初は身体の扱いがヘタでころぶことも多い。その記憶が恐怖心として残ってしまう。すると簡単にできるはずのことがこけるんじゃないかと怖くなります。



社会生活は暗算から!

 久しぶりにタクシーに乗りました。どうも乗用車のような車高の低いクルマは乗りづらい。乗るコツは習ってあります。ご婦人が乗るときのようにお尻からクルマに入る。けっして頑張って足から乗り込んではなりません。健常者ではないのです。このときに頭をぶつけないように注意です。



ユニクロとデパート

 ユニクロの功績か、通販のニッセンか、どちらにせよ、自分と同じ服を着た人とすれ違っても気にならなくなりましたね。昔は違った。同じ服を着た人と出会うと気恥ずかしかった、カッコ悪かった。人と違うことがカッコよかったのです。ファッション誌だって差別化のためのものだった。高級車やデパート人気もそう。ある種の見栄でしょうか。



高次脳機能障害も慣れ!

 人にとってはイメージ以前の存在。つまり“知らない”だと思いますね。最近は、新聞やテレビで取り上げられるようになったけど、一般の人の目につくことはまず少ない。また取り上げるとするとかなり重篤な例ばかり。となりのおじさん、おねえさんだって高次脳機能障害で困っているかもしれないのにね。



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プロフィール
コーソクくん
(脳梗塞& 高次脳機能障害)
1951年生まれ。大学卒業後、フリーのライターとしてAV機器評論を行う。著書は約30冊。2008年に脳梗塞を発症し、半身マヒに。2009年、リハビリ医を紹介され、高次脳機能障害と診断される。埼玉県三郷市にて高次脳機能障害者とその家族を中心にした地域会に参加し、新たな暮らし方を模索中。
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