マヒは治るや治らんや!
あったり前のことですけど、なってビックリがマヒですね。なにせ身体が動かないのだから。驚いちゃってなにもできゃせんですよ、実際には。せいぜい救急車を呼ぶ程度。テレビや本では脳梗塞はすぐに救急車を呼べといわれるけど、脳梗塞と判断がつかないこともあるし、病院で放置されることもある。運、不運もあるというわけ。そんなもんですよ、現実は。
ボクの場合のマヒは左半身ですが、まったく右に影響がないわけではない。手への影響が少なかったのが不幸中の幸いといったところでしょうか。要するに神経が途切れてしまい、動かなくなくなったり、感覚がなくなったり鈍くなったり。感覚が変るってこともあります。
では、実際にどんな感じになるか。これは体験しないとわからないでしょうね。脳梗塞や事故などでマヒになった方も多いと思いますが、個人差もあるでしょう。ボクの場合は左足の脛から下に異物が入っているよう。たとえていえば、具体的には竹か塩ビ製のパイプが骨の代わりに入っている感じなんです。そこから先は細かい動きができない。動かないわけではないんですが、“主人”の意思とは違う向きを向いていたりする。感覚も正常に近い右足とは大違い。
マヒは治るのかどうか。医師の中にも治るという人もいますね。「リハビリをやって半年後には普通に歩いている人がいますよ」「ダメージを受けた脳組織をシナプスという脳の神経伝達物質が代替するんです」なんていわれると治るんだと期待してしまう。でも、この話は「なかにはそういう人もいますよ」のレベル。運がよければの話。運が悪いから脳梗塞でマヒになったのにね。
確かに、リハビリをきちんとすれば効果があると思います。時間はかかるけどかなり良くなりそう。でもそれもマヒの程度にもよる。ボクの場合はそこそこ軽いマヒだったから完璧とはいえなくても治りそうだけど、重いマヒの場合は気を長く持たないとなかなか難しそうですね。そもそも医療保険でのリハビリは180日しかできない。これじゃ治すことはできません。
リハビリってとっても時間がかかるんです。(次回に続く)
次回は2010年11月09日(火)、更新予定です。
猛暑から一気に冬。一番困っているのは植物さんじゃないかしらん。花も身の置き所がなさそう
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