想像は余計なお節介!?
2010年09月07日 10:10
9月に入ったというのに猛暑が続きます。外に出るとアヂアヂ! ついエアコンの入った屋内にUターン……、になってしまいます。
でも、全国的に暑いのは、ときには歓迎です。そのわけはいちいち暑さの説明が不要だからです。暑いといえばわかってくれる。今までは地域が異なると暑さの説明、解説が必要だった。気候の違いを実感できず、イメージが共有できていなかったためです。
病気が同じですね。痛いといってもどの程度の痛みか、どのような痛みかは当事者にしかわからない。もちろん医者にだってわからない。医者も想像するしかない。
患者は診察してもらうためには説明が必要。説明がへたな人や子どもの場合は大変ですね。医者には聞き取り能力が要求されるってことです。
Aさんがこう言っていたからBさんもこうだろうと予測したり、想像したりする。これが世の中円満の潤滑剤なんだけど、使いすぎるとかえって逆効果になることがあります。
特に病気のときには、ただでさえイラついているのに、勝手に考えるな、決めつけるなとなる。余計なお節介、知ったかぶりするな、となるのです。
わかったふりしないで、ときには無視することも必要なんですね。
話は変わりますが、高齢者疑似体験があるように、「痛みのシミュレーション」のプログラムもわりあい簡単に作れそうな気がします。いろいろな種類の痛みを用意し、強さを調節できるようにする。医師や看護師がこれで体験しておけば、診察が親切に進みそう。夜中の体験会で、ギャーギャーという悲鳴が病院中に響きわたったりして。オーコワ!
次回は2010年9月14日(火)、更新予定です。
まだヒマワリが咲いています
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