けっこうヘトヘト、猫灰だらけ
やる気がでない。で、「なまけ病」なんていわれることもある高次脳機能障害。
確かにその通りです。ボクもやりたくない、動きたくないときがあります。頭ではやらなきゃと思っているのだけど、からだが動かない。意欲がでない、めんどくさい。ころがっているのが一番。
今年のように、厳しくて気候の悪い冬の間は特にゴロゴロでした。起きるのは病院に行くときと近所への買い物くらい。不健康な生活です。
これは、ぬくぬくの布団がいいこともあるけど、なぜか動く前に疲れている。なんで高次脳機能障害は疲れやすいのか不思議なんだけど。
ボクの場合、正確にいうと、疲れやすいというよりも横になりたい、眠りたい。手足は重たいし、座った姿勢を保つのがシンドくなるのです。
年のせいもあるのだろうけど、眠りも変わってきました。
長時間眠ることはめったにない。長くても5時間。普通は1~2時間。短い睡眠を繰り返し行う。そのため、一日中眠っているように見えてしまう。
でも、起きているときはちゃんと起きているからご安心を。
では、やる気がないときは何もしないのか。見た目はそのとおりです。布団にくるまってゴロンとしている。で、家人に怒られる。
でも、じつはボク、料理でもなんでもやっているのですよ。原稿だって書いているし、遠くにだって出かけられる。
料理を例にとると、献立を考えて、材料を買ってきて、下ごしらえして、炒めて、味付けして、と段取りよく全部している。掃除だって、片づけだって同じ、決してさぼっているわけではないのです。
問題は、それらが頭の中だけの作業で完結しているということ。
自分ではそれなりの満足感、達成感はあるのだけど、他人には苦心しているプロセスも結果もまるで見えない。当たり前だけど。でも、頭の中で行動するのだってけっこうヘトヘトになるんですよ。
次回は2010年6月15日(火)、更新予定です。
三郷の田んぼ。田植えがすんで苗が育ってくると空気までキレイになったかのようです。
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