サイフが重いのも善し悪し
社会生活を送るうえで困るのが、暗算がうまくできなくなったことです。暗算といってもたいそうなことではない。コンビニの支払いやお釣りの計算。これができなくなってしまったのです。結果、支払いについ千円札ばかり使うので、サイフの中はお釣りの小銭でいっぱい。
3桁程度の足し算はできるのですが、引き算になると頭の中が曇ってしまう。それまでスッキリしていた頭に突如「いやいや雲」がかかってしまうのです。もちろん割り算もいやいや。おまけに時間の見積もりまでうまくできなくなりました。
以前、時間は、時計の針の位置でグラフィカルにイメージしていました。それができなくなってしまったのです。10時45分と11時と11時15分の関係は、計算上はできているんだけど、長針、短針、その動きがイメージ化できない。単独にはわかるけど、10時45分が30分経つと11時15分になるというのがすぐにはイメージできない。
そこで、時間の約束がある場合、とにかく早めに家を出ようということになる。同じ間違えるなら、遅刻よりは早くというわけ。用心、用心です。
同じことは長期の場合にも言うことができ、脳梗塞を発病した年、引っ越しした年、硬膜下血腫で入院した年などの関連がハッキリしません。最近の自分史がぼんやりなのに、それ以前の記憶は鮮明。なんかこれおかしい気がするんですけどね。
さらに言うなら、数を数えるのも、読むのも、書くのも苦手です。この原稿は、パソコンのワードで40字詰めで書いていて、30行程度で1本のコラムになります。でも、書いていく間に何行書いたかがわからなくなってしまう。というわけで、長い原稿を書くことができません。
また、新聞を読んでいると数字の桁数がわからなくなります。特に0が並んだ場合。00か000か0000かわからなくなることがしばしば。その場合は天眼鏡で拡大して読んでいます。半分は目の影響かもしれませんね。
次回は2010年5月25日(火)、更新予定です。
公園にはデジタルよりアナログ時計がやっぱり似合うね
コメント
コーソク君、お元気ですか、私も退院して日が浅いけれど今は近くの病院に通うことになりました。リハビリは1ト月8回、1回30分ぐらいだそうです。お互いに頑張っていきましょう。すてきな奥さんのために
けんさま
お元気そうで何よりです。五十肩になりリハビリ項目が増えてしまいました。頑張りましょう。奥様にもよろしく。
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